2014年6月28日土曜日

新月の瞑想会とフラワーエッセンス(スターオブベツレヘム)






5月29日、双子座新月の瞑想会で3本目に出たフラワーエッセンスはスターオブベツレヘムでした。
キーワードはトラウマで、帝王切開で生まれた赤ちゃんの産湯に入れたり、昨日階段から落ちちゃったような出来事から前世の古傷まで、幅広くケアするレメディです。

軽いハプニングでしたら1〜2回の処方で充分ですが、幼少の頃や前世ともなると本人も覚えていないケースがほとんどなので、個人セッションで出た場合は長く服用しながら経過をみていきます。

フラワーエッセンスの中では唯一六花弁の花で、陽光に敏感で暖かく晴れた日にだけ開花し、ある地域では「11時の貴婦人」と呼ばれているそうです。—(『バッチのフラワーレメディ 植物のかたちとはたらき』より)—

六花弁を幾何学模様にすると、2つの三角形で構成されるダビデの星に例えられ、下向きの三角形は霊的な世界、上向きの三角形は物質界を表します。健康や心の不調和はこの2つがズレた状態(内的秩序の混乱)と考えられるそうです。


体験によってこびりついてしまった思いグセやショックを燃やすように浄化してくれるエッセンスですが、最終的にもたらすパワーは「受け入れる強さ」のような気がします。

よく、「他人と過去は変えられない」と言いますが、「過去」はその限りでないと思うのです。起こった出来事そのものの書き換えは不可能ですが、見方はいくらでも変えられる。

かつて私は何度か大きな失恋をしました。大けがにはならなかったけど交通事故にあったこともありますし、長い闘病生活、家族や友人の死、仕事の失敗、びっくりするような暴言に傷ついたこともあります。

人間の脳と心はよく出来ていて、そのときの相手、そのときの場所、そのときの状況は頭の片隅に記録されてはいるものの、悲しい、憎い、悔しい、苦しいといった感情のほとんどは、時間とともに薄らいでいくものです。

いまでも身体が震えたり、シクッと心が痛んだりする思い出がトラウマですが、仏教用語に因果応報という言葉があるように、心身の痛みを伴う体験には必ず原因があります。

「すべては自分が引き寄せている」という見方も大局的には同じ意味ですし、ア・コース・イン・ミラクルズの解釈においては、「人は自分が見たい世界を見ている」と言いきります。どんなにイヤなことであっても、人生は本人が望む(あるいは臨む)世界で展開しているのだそうです。

「そんなはずはない」と首を振るのは表面意識の自分で、もっと高次の自分、霊的に大きな領域に属する自分は、たぶん求めていたのだろうと思います。

鏡として自分を映し出すために。
ひいては魂が成長するために。


清らかな水と光ですくすく成長できるならそれに越したことはないですが、人間の肥やしはどうも、ときどき辛酸をなめる行為が有効らしいので、これはもう地球に暮らしている以上はあきらめて受け入れるしかありません。

トラウマを解消するコツは、
感謝と書いたエアー風呂敷に包んで、感謝丸という名のエアー舟に乗せて水に流すこと。
一艘の舟で積載量を越えるようなら何艘でも用意して、精霊流しのようにひたすら流す。

それをやっていくうちに、対峙した相手とは二度と出会いたくないとしても、ダメージを受けつつも様々なことを考えた自分、乗り越えようと取り組んだ自分を誇らしく思えるようになってきます。

「よくがんばりました」
とほめられるようになったら、8割9割、ネガティブな過去は昇華されているはずです。


グリーンの葉を茂らせ、夜空にちりばめられた星のように純白の花を咲かせるスターオブベツレヘム。人生の感情を無地の状態にリセットし、さらに安定したパターンを再構築できるようサポートしてくれるエッセンスです。


スターオブベツレヘムの説明はこちらもどうぞ。

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