2013年3月29日金曜日

天秤座の満月とワイルドオート&ヴァーベイン




3月27日は天秤座の満月でした。

瞑想会の集合エネルギーにでたのは、ワイルドオートとヴァーベイン。

ワイルドオートについて、バッチの花療法から一部抜粋すると、

ワイルドオートの人は、一般的に多くの才能に恵まれ、特別な努力をしないでもなんでもできます。幸運にも多くのことが転がり混んできます。それにもかかわらず、野心家で何か特別なことを成し遂げたいと願い、けれど、具体的にそれが何かということが、よく分かっていません。流れに逆らって自分で舵をとろうとしますが、残念ながら目的地の港の名前を知らないのです。

ものごとに深く関与したがらず、自分の立場を曖昧にしたまま社会生活を送っていると、知的にも霊的にもレベルが違う人々の間に紛れ込んでしまい、さらに挫折感を味わうことになります。

頭の中はしなければならないことについての、変わった考え方や計画でいっぱいです。

ワイルドオートを処方することで、頭と心が静まり、高次の自己の導きを受け入れて、本来の直観にしたがい、自分の才能を整理・調整し、使命、目的意識が明確になってきます。


人が何かを選択しようとするとき、その決め手になるのは、成功するもの、いい人に見られるもの、世間に評価されるもの、両親にほめられるものなど、「エゴ」と「他者の目」がありますが、最終的に大切なのは、「自分が本当にしたいこと」ではないでしょうか。ワイルドオートは、「自分で決める」ということを決められるよう背中を押して、「決めることが大切である」と教えてくれるエッセンスといえます。

乙女座の新月にでたときの
ワイルドオートの説明はこちらです。


もう1つのエッセンスは、ヴァーベインでした。
ネガティブな要素としては、「集中しすぎる」「〜ねばならないという自分の決めごとが多い」、「社会的なモラル、不正などに厳しい」などがあります。

情熱的で大義を全うするための努力を惜しまず、睡眠時間も短く、それゆえにいつも身体はかなりこわばっていますが、もはやリラックスすることができなくなっている状態です。

ヴァーベインが伝えているメッセージは「寛容」です。
私たちは、自分と違う生き方、価値観を持った人に対して時に違和感や嫌悪感を持つことがありますが、こちらが正しく、相手が悪いとは限らないもの。
誰もがその人なりの役割や人生のプロセスを過ごしているので、苦痛なほど摩擦を感じる人と関わるときは、相手を悪者にみなして闘うのではなく、こちら側がどのくらいの距離感を持てばいいのかを考えればいいのだと思います。


ヴァーベインの花は、薄紫をした5ミリほどの小さなものだそう。
七歩子さんの著書『フラワーエッセンスヒーリング』には
本当に大切なことは、大きな力によってではなく、小さな控えめな輝きによって、平和に実現するものなのかもしれません。
とありました。

ヴァーベインの人が寛容のエネルギーを受けとるときに媒体となってくれるのが、「謙虚さ」ではないでしょうか。お互い様の気持ちや、誰もが間違いを起こしながらも成長していく道半ばであることへの理解など。

この日は2006年に起きたアーミッシュ事件の赦しの行動についてお話させていただきました。13歳の少女が猟銃で殺害されたとき、伝統的な信仰を重んじ、その家族が犯人に恨みを持っていないことを表明したニュースです。
赦すことで、自分たちも赦される人になっていく。日々の出来事であっても難しい取り組みではありますが、ヴァーベインの人たちがひとたび寛容を取り戻した時には、世の中の多くの出来事が、赦しの波動に包まれていくような気がします。


そして今日の満月は天秤座。
キーワードはバランス、調和、パートナーシップなど。自分と他者との関係性がテーマです。

天秤座の人たちは情報を分析し探求し、哲学的で理論的。一度決めるとものすごく大きく動くのですが、決議を出すまでは自分の中で相当長く会議を行ないますから、あれこれ内面で議論している感じは、まさにワイルドオートの状態のよう。

そして、天秤座の守護星は愛とビーナスの金星です。
今回の光のお水は、女子力アップもかねて、金星から美しい光を受けとりながら行なうことにしました。瞑想中、参加されている方に必要な光を感じて視ると、黄色、ブルー、オレンジ、グリーン、紫、赤と、それぞれに違った色がでていてとてもきれいな空間に。
瞑想後にお伝えすると、同じ色を感じていた方、その色が示すチャクラの部分がちりちりしていた方もいらして、みなさんご自分の感覚で光をうけとっていらしたようです。


会場であるクレストンのオーナーたかこさんの月星座は、奇しくも天秤座。そして新月ではなく、この満月の日が、イギリス出発前の瞑想会最後のオーガナイズとなり、やはり人は宇宙的な流れで動いているのだなーと思いました。

たかこさん、ありがとうございました。 

次回の瞑想会は4月10日(水)の新月です。
healingcenter&cafe CRESTON サイト

2013年3月19日火曜日

星読み的ビックイベント

クレストンで開催されたアストロカフェ 左が東海豊氏


月刊zweo23 2012年12月号掲載文の書き下ろしです。

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ヒーリングセンター&カフェ クレストンで
開催されている星読みセミナー『アストロカフェ』。
毎回人気のセミナーで、
2012年は私も司会&アシスタントをさせていただいた。

これに加えて山形法人会主催の
『星読みセミナー&交流会』も行なわれ、
第3回目は男女7名ずつの参加者から
4組のお友達&カップルが成立するという、
とてもハッピーな会となった。

講師をされているのは東海豊氏。
西洋占星術のホロスコープを個人に合わせて作成し、
それにもとづいたセッションも行なっている。

東海氏の星読みに共感できるのは、
予測や予言といった鑑定をするのではなく、
その人が持っている可能性や才能を読み解いていくところ。

個人のホロスコープとなると、
太陽星座だけでなく、月、火星、金星など
さまざまな惑星の配置から分析していくので、
個人のキャラクターが多角的に読み取れる。

ちなみに一般的に呼ばれている
牡羊座から魚座までの12星座は太陽星座と言って
社会性を持った外向けの個性を表し、
素の自分や結婚観を示すのは月星座、恋愛観は金星だ。


誰もが実に複雑な星の影響のもとで
生まれてきているから、
太陽星座の占いだけみて
「当たってるところもあるけどすべてじゃない」
と思うのは当然のこと。


男性は社会生活での役割が大きいので
太陽星座が示す個性を意識して生きる時間が長いが、
女性の場合は、月星座の特徴を理解することで
より自分の生き方が見えてくる。

いま大切にすべき意識や状態が具体的に分かるので、
専門家に読み解いてもらうことをおすすめするが、

インターネットで自分の生年月日、
生まれた時間(母子手帳に書いてあります)
生まれた場所を入力すると、
自分のホロスコープを知ることができるから、
せめて月星座とアセンダントを知っておくと、
自分の中の自己矛盾が解消できたり、
自己表現の方法が見えてくるかもしれない。


2012年最終回のセミナーでは「変容」「革新」を
キーワードに持つ「天王星」がテーマになった。
2012年の星回りでは牡羊座にいる天王星と
山羊座にいる冥王星がスクエア(90度)という配置になり、
これは60年~80年に一回しか形成されない
超ビックイベントなんだとか。

最大の影響は、
世の中の仕組みが大きく変わるということ。
 アメリカや中国はもとより、
日本においても資本主義という経済のシステムや、
民主主義という政治のシステム、
科学や医療の分野にも新しい変化があるらしい

2015年まで続くこの配置。
社会が変われば、
おのずと個人の意識や生き方も変化する。

本当に自分が目指す生き方って何だろう。

一生に一度しかないこの時期は、
 これからの人生や自分の方向性を丁寧に内観してみたい。

2013年3月13日水曜日

新月の瞑想会とフラワーエッセンス

セドナのお茶も飲みました。



312日は新月の瞑想会でした。
魚座なので、キーワードは、
「想像力やアート的な感覚」「多様性」「霊的敏感さ」
「癒やし」「寛容」「慈愛」
「依存心や被害者意識からの解放」など。
身体部分は「くるぶしから下の足」とされているので、
この日は第2チャクラと仙骨からのグラウディングではなく、
足の裏で呼吸する方法で行なってみました。

「KY(空気を読まない)」という言葉がありますが、
空気を読みすぎる「KY」の魚座さん。
魚座さんは煙や水のように
すーっと浸透したり受けとったりする能力があるため、
自分と周囲の境界線があいまいな感覚で生きているのだそう。
それゆえいろんな人に同調してくれる
やさし過ぎる人たちもいますし、
自分と違う異質なものと遭遇すると、
動揺したり緊張したり、驚きのあまり
攻撃的になってしまう魚座さんもいるようです。

本来は時間や空間の概念など気にせず
水の中を自由に泳いでいたいのに、
苦手な陸の上で必死に生きている魚座さんもいるかもしれません。

さすがの魚座といいますか、
この日の瞑想はエネルギー的にはやはり次元を超えた感じもあり、
思考を使うビジュアライゼーションできた方もいれば、
ただただ宇宙にゆだねてぼーっとなった方もいたかもしれません。

そして集合エネルギーに出たのは、
過去のトラウマに効く「スターオブベツレヘム」、
物事に集中しすぎたり
こうあらねばならないという頑固さがあり
公的なモラル等に対して怒りを覚える「ヴァーベイン」、
完璧主義で周囲に批判的になる「ビーチ」の3種類。
「ヴァーベイン」と「ビーチ」に
共通する効果には「寛容」や「柔軟性」があり、
魚座のキーワードともつながります。


前日の3月11日は日本にとって大きな節目の日であり、
日本各地で鎮魂や復興を願うイベントが開催されました。

2年前の体験を思い出された人、
追悼や鎮魂の祈りを捧げた人、
進まない復興や再稼働の動きに対して
苛立ちや怒りの気持で過ごした人もいたと思います。

私たち個々の意識の中には
集合意識や超意識といった領域もありますから、
どこかの誰かとチャンネルが合ってしまえば
その人の感情を共有することもあり、
トラウマが出たり、
何かに対して攻撃的だったり、
批判的になりやすい状態にあった人もいたのではないでしょうか。

日本人は我慢しがちな民族ゆえ
国に対して必要な要望をきちんと出すことは必要ですし、
原発のない国を目指していくことは私たちの命題です。
でもその取り組み方は、本当にむずかしい。


後半は、アリゾナとセドナで体感した土地のエネルギーや
女性性、女性にとって大切な月星座について
お話しさせていただきました。

夫婦やパートナー、友人の間で起きる揉め事も、
起きた現象のどこを見て、どこを受け止めるか。
自分にとって都合のいいことが「善」で
都合の悪いことが「悪」だから、
善悪闘争しているだけでは、いい結論はでないということ。
一方が支配し、一方がガマンやムリをしていては
平等に幸せな関係は生まれにくいということ。

マザーテレサの名言の中に、
反戦集会には行かないけど、平和集会には行くわ。
反戦集会には呼ばないでください、
 でも平和集会があったら呼んでください」
があるそうです。

いろんな英訳があるので
実際にはどんな風にお話しされたのか分かりませんが、
私たちの思考が物事を現実化させるなら、
敵を作って相手の間違いを正そうと戦い続けるよりも、
平和な未来を創造することにエネルギーを注ぎたいという、
似て非なるスタンスを表現しています。

反戦集会よりも平和集会の方が
ハードルが高いのかもしれないけど、
お互いにとって幸せな状態を築いていくために、
そうした機会があるなら取り組んでみる価値は
あるのではないかなと思います。

2012年のワークとエッセンスはこちらにアップしています。
http://a-kaori.jp/?p=work

2013年3月8日金曜日

天のしずく

☆月刊zero23  2013年1月号掲載分の書き下ろしです




昨年、山形での上映を心待ちにしていた映画
『モンサントの不自然な食べ物』を観た。

モンサント社は遺伝子組み換え作物(GM)を
主力商品としているアメリカの食品会社で、
もともとはPCBや枯れ葉剤を製造していた化学薬品会社。
アメリカ政府と手を組んでGM大豆の特許法を作り、
種子会社を次々と買収しながら種と除草剤をセットで販売し、
事業を拡大している。

インドの小規模農家が自殺に追い込まれている現状、
風媒体によってメキシコの伝統野菜に
異変が起きていることなども取り上げながら、
政治家との癒着や検査データのねつ造、
小規模農家やGMの危険性を指摘する科学者たちへの圧力といった、
食をビジネスに巨利を得る
多国籍企業の実態を明らかにしていく内容だ。

当初はドキュメンタリー番組として
ヨーロッパでテレビ放送され、
EUやヨーロッパ各国の遺伝子組み換え作物に関する
政策に影響を与えたそうだが、
日本がTPP参加になればどうなるのだろうと滅入ってしまう。

そんな折れそうな気持ちを支えてくれる
映画が日本で製作された。
 食の原点を見直す『天のしずく』。
いのちのスープで知られる料理研究家・辰巳芳子さんの
ドキュメンタリー映画だ。

料理教室でお鍋の中で木べらを動かしながら
「野菜たちがね、まごつかないように動かすのがコツですよ」
と語る辰巳さん。

スクリーンに映し出されるのは、
食材と語り合うような調理風景、土を耕す農家の人々、
土を素材にした芸術家など。
日本独特のやわらかな色調の風景が随所にちりばめられ、
ハンセン病を患った方と
「生きてみないとわからないことってたくさんあるわね」
と語りあうシーンも胸を打つ。

ご主人と結婚するにいたった理由、
ほんのわずかな新婚生活、
その思いをずっと大切にしてきたことなど、
普段はあまり語れることのない部分にも触れている。


ドキュメンタリーはあまり集客が見込めない
と言われているそうだけど、
東京では異例のヒットとなり、
山形でもなんと1000人を超える来場者があったとか。
料理はもちろん、辰巳さんご自身の生きる姿勢が、
多くの人の心に響いたのだと思う。
私自身、ふとした場面で何度も泣いた 。

この映画を山形で上映するにあたって、
実行委員をされた真紀子さんがラジオに
告知にきてくださり、
「80歳になるのが楽しみになりました」
とおっしゃった。
その言葉にふかくうなずく私。

30代の頃、「早く80歳になりたい」
とよく口走っていたのを思い出す。
ちょうど双子のきんさんぎんさん が
テレビに登場した時期で、
80歳にもなれば何もかも達観し、
動じないで過ごせるのだろうと思ったのだ。

が、しかーし、
どんなに願っても
30歳から80歳にはなれない訳で、
ましてやそれなりの経験を積まないことには、
理想の80歳にはなれないだろう。
一番大変な時期をはしょって年だけとっても
中味がともなってなければ意味がないしね 。

私などは、はしょらなくても適当すぎて、
未来の80歳像はかなりあやしいのだけど(苦笑)


ヒトが人であるために。

天と大地の間で生きる私たちにとって、
生きる基本とは何か。

真の生命を育み、つなげていく、
本当の食とはどんなものなのか。

観ている人それぞれが、それぞれの場面で
「いのちと愛」のしずくが
心に染みていく映画だと思う。


天のしずく公式ホームページ
http://tennoshizuku.com/

2013年3月6日水曜日

自分とは何かを考えるために。


月刊zero23に連載中のコラムの書き下ろしです。

☆2013年2月号☆


あるワークショップで、
「時代によって生き方が変わる」という話題がでた。
旧石器時代に始まって、縄文、弥生、時は流れて平安、鎌倉・・・、
江戸、明治、大正、昭和、そして平成の今。

もしもあの時代に生まれていたらー、
物ごとをとらえる価値観もまったく違っていただろう。

結婚観を例にとってもしかり。
一夫一妻の婚姻が制度化されたのは明治時代。
私の祖母も明治生まれだったから仲人によるお見合い婚。
とはいえ選ぶ権利などなかったはずで、
かつては本人の意思ではなく双方の親が
結婚の約束をしておく「いいなずけ」もあった。

私の友人から聞いた話では、
近所のばあちゃんは結婚式の当日に初めて夫の顔を見て、
「わりと男前でほっとした」と言っていたらしい。

もう人柄とか趣味とか学歴とか年収とか、
本人の趣向などおかまいなしの時代。

さらにそれ以前はどうだったかというと、
なんと「集団婚」だった。
共同体のなかで複数の男女が婚姻関係を結ぶシステム。

全国各地で広く行なわれ、
昭和30年代にも名残がみられる土地があったとか。
しかし乱婚という訳ではなく、ムラによってはルールもあり、
本人の合意があってのこと。
集団を維持していくための全員参加型。
皆が充足する婚姻形態なのだ。

ある人のサイトでは、
「日本人の分かち合い精神はこうした共同性の背景があるからだ」
と説いていたー。
だからといって集団婚の復活を提唱したいとは思わないが、
もしも明治以前に生まれていたら、
結婚とはこのようなものなんだと、私もたいした疑問も持たずにいただろう。
子どもにとって家族が宇宙であるように、
人は今いる自分の環境が全世界のように思ってしまうから。


つい熱が入って前フリばかり長々と書いちゃったけど、
何をいいたかったかと言うと、
人の思考や心は周囲の教育や環境、価値観で作られてしまうということ。
だけれど本質は普遍的で、生も死も超えたところにあるということ。
それを見つけていくのが人生なのだと、
2013年春分の季節に思うのでした。

次号へつづく(かも)。

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2013年3月5日火曜日

3月の瞑想会とお話し会のご案内

3月12日(火)

【新月の瞑想会】

新月のアファメーションを行ない、
当日参加された方の集合エネルギーにあわせた
フラワーエッセンスを取り入れながら、
静かに瞑想を行ないます。

今月は魚座の新月なので、
キーワードは、「幸福感」「想像力やアート的な感覚」
「多様性」「霊的敏感さ」「癒やし」「寛容」「慈愛」
「依存心や被害者意識からの解放」など。
身体部分は足の指先や裏。

時間/18:30~20:00
参加費/1,500円
用意するもの/筆記用具/光のお水のワークは行ないませんが、
空間に置いておくだけでもいいので、
必要な方はペットボトルのミネラルウォーターをお持ちください。

☆個人セッション/ご予約済みになりました。
16:30~17:45

☆フラワーエッセンスのショートセッション
ご希望の方はお問い合わせください。

3月12日(火)

【女性限定/第1回「ひかりのワークショップお話し会」】

昨年でかけたアリゾナ&ユタ州の写真をみながら
土地のエネルギーによって起こる変容や
女性性をテーマにお話します。

時間/20:05~21:00
料金/初回につき無料です。

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☆3月27日(水)

【満月の瞑想会】


瞑想をしながらヒーリング用の光のお水を作ります。

時間/18:30~20:00
持ち物/ペットボトルのミネラルウォーター1~2本

*ご参加の方は、コメント欄に参加されるイベント名
【新月】【満月】をお書き添えください。

☆瞑想会後限定の個人セッション
これまで個人セッションを受けられた方、
フラワーエッセンスを飲んだことがある方のフォローアップのセッションです。
【ショートセッション】【ハーフセッション】

17:30~18:00
20:10~20:40
a/フラワーエッセンスを選びたい方。
いま身体とメンタルに必要なレメディをお選びします。
(レメディは1本2,400円で別途販売しています)
b/肩こりや内臓の冷えなどを感じる方に手当を行ないます。

ショートセッション/料金/お一人様15分1500円
ハーフセッション/ 料金/お一人様 30分3,000円
*ショートセッションまたはハーフセッションをお選びください。


☆個人セッション(フルタイム)は随時受付中です。

心、体、代替医療に関心のある方など、
具体的なご相談がある方はお問い合わせください。
料金/お一人様60~75分6,000円
(初回の方は90分お時間をいただく場合もあります)

*現在病気治療中の方はあらかじめお知らせください。
☆セッションの内容、
フラワーエッセンスについての詳細はこちらもどうぞ。
http://a-kaori.jp/?p=logl=50558

【すべての会場】
ヒーリングセンター&カフェ クレストン
上山市葉山5-50 
(お車でお越しの方は「名月荘」の駐車場をご利用ください)
http://www.meigetsuso.co.jp/access/index.html

【内容に関するお問い合わせ】
hccreston.kaminoyama@gmail.com
090-1796-6603(きくちさん)
または浅倉までメッセージをお願いいたします。

2013年3月4日月曜日

乙女座の満月とファイブフラワー&チェスナットバット



2月26日は、乙女座の満月の瞑想会でした。

集合エネルギーに出たエッセンスは、
なんと「ファイブフラワー」と「チェスナットバット」でした。

ファイブフラワーはレスキューレメディといわれ、
緊急事態のときに使われ、
震災後も多くの方が使用したと聞いています。

・スターオブベツレヘムはトラウマの防止に、
・ロックローズは恐怖やパニックからくる身体の症状に、
・インパチェンスはこの事態をなんとかしなければという苛立ちと緊張に、
・チェリープラムは取り乱すのではないかという恐れに、
・クレマチスは気絶する前の意識が遠のく状態に、

それぞれが作用します。
昨年は、瞑想会に来る途中で
接触事故を起こしそうになった方がいらして、
その方のケアとして出たことがありました。

『バッチの花療法』には、
日常生活の中で役立った症例がいくつか紹介されいます。

・家庭内で言い争った後や、不愉快な手紙を受けとったときなど、
精神的に混乱し疲労しているとき。
・歯医者の治療や離婚調停後、就職の面接や運転免許のテスト、
手術など、緊急を強いられる場に臨む前に。
・法廷や救急病棟に勤めている人など、
常にストレスがかかる環境にいる人に。

日常の中で体験する焦りや動揺、
プレッシャーなどにも、
レスキューレメディが役に立ちます。

実は私自身が前日の夜、急激に免疫力が下がり、
発熱前の関節の痛みのような症状がでて、
ファイブフラワーを10滴ほど飲んだところ、
ほどなく平常に戻りぐっすりと眠ることができました。
オーナーのたかこさんも、瞑想会の前に
重要な案件があったそうで、
主宰する側の私たちを整える意味で出たのかもしれません。

チェスナットバットは、
「同じ過ちを繰り返す」がキーワードです。

お気に入りの1着を見つけたら
それに合わせたトップスやボトムスを
探していけばコーディネートが整うのに、
似たような服を知らず知らずのうちに何枚も買ってしまったり、
1人の相手とじっくりお付き合いをすることで
さまざまな学びを得られるのに、
付き合っては別れを繰り返して
いつもどこかで満たされない思いをしていたり。

また仕事上の書類をいつも探している、
外出前はいつも家と車の鍵を探すなど、
ファイリングをしたり置き場所を決めるといった
ちょっとした工夫が苦手な状態に陥っているとき、
このレメディがサポートしてくれます。

この日チェスナットバットがでたのも
なんと絶妙なことかと、
選んだ瞬間にうなってしまったのですが、
乙女座の人の得意分野の1つが
「ルーティンワーク」や「事務処理」といった
システマチックな作業。

そしてチェスナットバットの処方を
より効果的にする方法として、
「部屋のかたずけ」があるのでした。

チェスナットバットと
乙女座のエネルギーによって心の整理をし、
人生とは過去の連続によって今が作られること、
そして今の思考や行動が未来の種を蒔いていくことを
イメージしながら瞑想し、光のお水を作りました。

2013年3月2日土曜日

水瓶座の新月とホリー&ゲンチアン



2月10日(日)は旧暦の元旦、
2013年最初の新月(水瓶座)の瞑想会が開催されました。

水瓶座のキーワードは「理想のスペース」「仲間」
「自由」「独創性」「平等」などがあり、
一般の人とは違う発想を好むため、
「宇宙人」とか言われちゃう人もいます(^^)
ホロスコープに使われる水瓶座のアイコンが
2本の波線になっているように、
水瓶座は「波動」を表し、
近代では「インターネット」といった
キーワードも加えられているようです。

集合エネルギーに出たエッセンスは、
2年草の「ゲンチアン」とヒイラギの葉で知られる「ホリー」。

「ホリー」は嫉妬や妬み、復讐心、憎悪、疑いといった気持ちに
とらわれている人の悩みを助けるエッセンスで、
考え方や影響力に過敏な状態にある人に作用します。

水瓶座の人たちが一見とても冷静な態度をとっているのも、
自分自身に向って来るエネルギーに対して
敏感に反応することを知っているため、
ある種の防御が働いているのかもしれません。

男女、親子、友人同士など、
生きている間には、
誰もが1度は愛と憎しみの葛藤を経験します。
大いなる愛に満たされているときは誰もが同胞と思えますが、
愛のエネルギーは強力なゆえに、
滞ったときには前述のような感情が生じます。

ホリーがでたときは喜ばしい状態であり、
人として大きな成長の時期がきていることを示しているそうです。

ヒーリングハーヴスの本にあるアファメーションでは、
「最終的に、全ては愛と優しさを通して得られるでしょう。
 自分の内に、この2つの性質を充分に育むことができたなら、
 誰にも脅かされることはなくなるでしょう。
 なぜなら、抵抗する気持ちではなく、
 いつも憐れみの心を持つことになるからです」
と、記されていました。

もう1つの「ゲンチアン」は、
いまの自分に自信が持てない状態のときに出るエッセンスですが、
『バッチの花療法』という解説書では、
ーゲンチアンは神と信仰に関連しています。ー
というかなり独特表現で始まります。

さらに要約して書き記してみると、

ー宗教的な意味だけでなく
 広い意味での信じるという概念に関わっていて、
 無意識のうちに高次の自己を拒絶し、
 ものごとを人格レベルで判断し、
 自分の頭の中だけですべてのことを把握しようとするのです。
 分析し、熟考し、探求しますが、
 絶え間ない思考活動は
 思わしくない結果に終わるようです。ー

ーゲンチアンのマイナス状態にいる人は、
 疑いを持てば否定的な結果しか
 生まれないことが分かっていませんし、
 否定的な考え方や心配ごとをしていないと、
 かえって居心地が悪いと感じてしまいます。ー

思考力があるにもかかわらず
使い方が適切でないため、
自分の道を信じることができなくなってしまう。
こんなもったいないことはありません。

処方することで
健全な懐疑主義者でいられるようになり、
大いなる全体の中の秩序にも葛藤があって
そこにも意味があることを理解し、
自らの葛藤も受け入れ、
闇の中にいても絶望しないで進んでいけるようになります。

ゲンチアンは些細なことが原因でナーバスになり、
落ち込んで学校に行かない子ども達のために
役立つことも証明されているそうです。

ー丘の上の草地に咲く小さなゲンチアンは、
 しっかりと自分の目的を持ち続ける
 手助けとなってくれるでしょう。
 そして、たとえ空が雲で覆われているときでも、
 幸福な希望に満ちた展望を抱かせてくれるでしょう。
 ゲンチアンは、どんなときでも勇気を与えてくれ、 
 私たちが最善を尽くすのならば
 結果はどうあれ、
 決して失敗はあり得ないことを理解させてくれるのです
 (Drバッチのヒーリングハーブスより)ー


この日の瞑想会は
春分の日からの過ごし方に備える
スペシャルバージョンとして、
マインドメニューのワークショップを行いました。

今年の秋分の日まで、
自分が取り組んでいくものごとは何か。
瞑想とオーリングを活用し、表面意識ではなく、
潜在意識に働きかけて選んでいきます。
すると意外なものが拡大になったり、
その一方で縮小するものがでてきたり。

昨年の秋分の日に私が作ったマインドメニューは、
やりたいことはたくさんあったにも関わらず、
ほとんどが現状維持と縮小すると出てしまい、
かなり不本意な内容になっていました。

「なぜなんだろう」と少々ふてくされ気味に
自分のメニューを眺めていましたが(苦笑)、
その後体の変調がはげしく、
結果的にはマインドメニューの通り
何も取り組めない状態になったのです。

今回でこのワークショップは3回目になりますが、
それ以前からクレストンのオーナーたかこさんとは
自分用のプランづくりとして作成していました。
ここ数年製作してみて気付いたことがいくつかあります。

前回はまさに予言のような結果になり、
1つにはそういう要素もあるのだと思います。
ただし、マインドメニューの「拡大」は、
=「成功する」「思い通りになる」という
短絡的な意味ではないようです。
もっと重要なことは、
その項目に対して意識をむけて
取り組んでみること。

今回の瞑想会でも自分のガイドから
メッセージを受けとる時間を取りましたが、
そのメッセージに対して
「そうすると上手くいきますか?」という
質問はしないことをルールにしています。
ただ受けとる。
ただ感じとる。

後は自分自身が3次元という日常の中で
さまざまな体験を通し、自ら答えを見つけていくことが
大切なのではないかと思うのです。

そして「縮小」について。
これもまた「今はやめた方がいい」
というストレートなサインの場合もありますが、
そのことに対する「執着心を手放す」
という意識の部分を示唆している場合もあるようです。

「もういいや」と思ったとたんにパートナーが表れたり、
子どもを授かったりする話しはよく聞きます。
会社の机を離れたとたん、
トイレやお風呂に入ったときに
新しいアイデアが生まれることもあります。

書きだした項目を一度棚上げにして、
少し距離を置いてふかんして眺めたり、
これまでとは別の視点で解釈してみたり。
とらえ方を変更してみることで、
これまでとは違う目的が見え、
もっと楽しめる取り組み方に気付くかもしれません。
縮小にはそんな解釈も含まれる気がします。

今回はオーリングが難しい人のために、
1人でできるセルフチェックの方法と
ワークがよりスムーズに行なわれるよう
3種類の瞑想を行なって、内観の時間を過ごしました。



2012年までの瞑想会&フラワーエッセンスのレポートはこちらです。
http://a-kaori.jp/?p=work

フラワーエッセンスとの出会い

私が初めてフラワーエッセンスを知ったのは、
2006年、41歳になった年の秋だったと思います。

当時をラジオの番組に
準レギュラーで出演してくれていた
ヒーリングセンター&カフェのオーナーきくちたかこさんから
「今度、セミナーをするから来てみませんか?」と
誘われたのがきっかけでした。
当日は10数名の参加者がいて、
講師の七歩子さんを中心に車座になって座わり、
七歩子さんが大病をきっかけにフラワーエッセンと出会ったこと、
フラワーエッセンスがイギリスで作られた歴史や使い方、
どんな作用があるのかなどを聞きました。
特に印象深かったのが、
「人間の本体は肉体ではなく魂であること。
魂の営みを継続していくために、
人生において仮に手足がとれるようなことがあったとしても、
それは本体を守るために起きていることなんです」
という内容のお話でした。

世の中で起きている様々な事象もすべて、
本質的な何かを保護したり
継続させていくためにあることなのだと、
漠然とながら納得できる感じがしたのを覚えています。

セミナーの後半は自分に必要な
フラワーエッセンスを選びました。
私に出たのは「浄化」がキーワードのクラブアップル。
日常の些細なこともあれば
深刻な治療が必要だと思う心配事だったり、
心がすっきりしない状態をサポートし、
「秩序」「純粋」「完璧性」にも関連しているレメディです。

清く、正しく、完璧な存在でありたいと願うあまり
自己嫌悪に陥ってしまっているとき、
自分が悪い感情によって
汚れているように感じるときに選ばれるもので、
果物のりんごが胃の消化を助けて身体を回復させるように、
クラブアップルは肉体を越えたレベルの生命力に
再生のエネルギーを与えてくれます。

なぜこのとき私に対してこのレメディが必要だったのか。
あまりピンとこなかったのですが、
「かおりさん、少し休んだ方がいいですね」
と言われたことが強烈な印象として残っています。

それは「ああ、その通り!」と思った訳ではなく、
「なぜ?」に「?」マークを10個付けてもいいほど疑問に思ったからです。
当時の私にとって「休む」は、
自分の人生にとって「およそ関係のない行為」ととらえていました。
29歳でフリーランスになって以来、
まるごと1日休みをとっていたのは
元旦とお盆の1日、そのほか趣味の活動でやっていた
劇団の公演日くらい。
けれど苦痛とはまったく感じず、
家内工業で働いている両親の姿を見てそだったせいか
「休んだらバチが当たる」と本気で信じていたのです。

自分の家を建て引っ越しをした直後だったので
その疲れが顔にでていたかもしれませんが、
根本的な生活の見直しを提案され、
けれどその日はあまり理解できずに帰ってきました。

フラワーエッセンスは効能別に38種類ありますが、
服用後30分〜数時間で平熱に戻るような解熱剤や
痛み止めとは違いますし、
西洋と東洋と大きく分ければ漢方薬のジャンルに近く、
メンタル面にアプローチする部分が特徴的です。
飲む期間も10日間だったり
1〜2ヶ月だったりとまちまちで 、
2、3種類をブレンドして飲む場合もあります。

飲み始めてすぐに心理的な変化を感じる人もいれば、
よく分からないと思う人もいたり、
稀に身体(あるいは自我)が抵抗するケースもあるようです。

氷河期の終わりに再繁殖したと見られている「クラブアップル」。
私の過去のとらわれを溶かしだし、
新しい息吹を示唆してくれたのでしょうか。

エッセスを飲み始めて1番大きな変化は、
夢を観るようになったことでした。

夢は現実の余剰エネルギーによって観る場合もありますが、
高次の存在からの手紙のようなものだとか。
これまでは忘れてしまうことが多かったのですが、
夕方になっても鮮明に覚えていることが増えてきました。

いまもときどきありますが、飲み始めて数年は
繰り返し繰り返し見た夢の1つがトイレ。


キーワードは「浄化」や「処理」で、
自分の中の不要な考えやできごとを手放しているかどうか。
小の場合は感情、大の場合は体験を意味するらしく、
トイレ空間の清潔度で浄化の進み具合が判断できます。

夢の中でもすっきり排泄できてれいればいいメッセージになる訳です。

私の場合は
いくつもある個室のどれに入っていいのか迷っていたり、
水があふれそうになって慌てていたり、
誰かが個室に侵入しようとしてきたため必死になって
「入ってまああす!!」と言いながらドアノブをひっぱっていたり、
トイレの中にシャワーが付いていて頭から水を浴びていたり、
トイレかと思って排泄したら座っていたのは
バーのカウンターで「まずいっ」と青くなったり、
トイレに入ったら便座にキャベツとトマトが山盛りになっていたりー、
他にもまだまだあるんですが、
「フラワーエッセンとトイレと私」

というタイトルで本が書けそうなくらい、
夢の中でさまざまなトイレ体験をしてきました。