2013年12月31日火曜日

双子座の満月とフラワーエッセンス(セラトー)




1217日は2013年最後の満月の瞑想会でした。
集合エネルギーにでたフラワーエッセンスは「セラトー」。
前回は下弦の月の瞑想会のときにでていました。

キーワードは「内なる声」「直観」。自分の判断力に自信がなくなり、多くの人に質問をせずにはいられない気持ちになっているときに処方されるエッセンスです。この日の満月は双子座で、情報収集が得意(あるいは好き)な星座ですが、集め過ぎによって混乱を起こしてしまうタイプもいるとか。まさにセラトーのネガティブな状態です。

 人が迷う理由の1つは、「自分にとっていい結果になる選択をしたい」という欲求があるからですが、人生の体験において、「良かった、悪かった」という二分法は、必ずしも当てはまらないのではないかと思います。私たちが生きるプロセスは善悪で分けられるほど単純なものではなく、音で言うなら複雑な多重奏で表現されるもののはず。
 
 フラワーエッセンスのワークショップでセラトーについて学んでいるとき、「処方している方の様子をみると、どんどん直観が冴え、物事をテキパキ決められるようになる訳ではない。」というお話がでました。「本当にこれでいいのか、自分の望みは何か」と何度何度も迷い、悩む。混沌のループに巻かれながらも、自己の願いを求めていくことで、ピュアな直観や内なる声とつながっていくー。この繰り返しを行なうことが、セラトーを学ぶ醍醐味のようです。

 セラトーはバッチ博士が最初に確立させた12ヒーラーズに分類され、生まれ持った気質に対応するタイプレメディの1つです。実際にセラトーがタイプレメディと思われる人たちを見ると、やみくも迷っているのではなく、集めた情報はどれも選択するに値するものが多く、知性が感じられます。パンパンに膨らんだ脳みそから「ではどの知識を取り出せばいいのか?」と持て余しているような感じで、周囲に答えを求めるわりにはアドバイスに従うとは限らず、根っこのところでは自分の結論がちゃんと出ていたりもします(笑)。

 日本人は「どれが正しいのか」といった結論づけをしない独特の許容性を持った民族で、例えばイエスの生誕を祝うクリスマスを楽しんだ数日後に門松を飾って歳神様を迎え神社を参拝し、仏教においては樹木も石も八百万の神として信仰するなど、さまざまな霊的シンボルを受け入れてきました。
 セラトーは二元論や善悪闘争のない、陰陽のバランス感覚を取り戻させてくれ、「目には視えないけれど、自分にもつながっている存在がいる。その存在からのサインを信じよう」。そした気持ちにさせてくれるのだと思います。

 2014年は、元旦と新月が重なる珍しい年。「ゴール」がキーワードの山羊座の位置ですから、2013年で大切にしてきたこと、願ってきたことなどを立春までの間に振り返ってみるのがいいそうです。
 浄化用の光のお水で、体内もエネルギーも大掃除をして、新月&新年を迎えたいと思います。

2013年12月15日日曜日

射手座の新月の瞑想会とフラワーエッセンス(クレマチス&ホワイトチェストナット)





12月3日は射手座新月の瞑想会でした。
射手座のキーワードは、出国、冒険、チャレンジ、友愛など。1つ前に位置する蠍座で1対1の深い関わりを学んだ後は、新たな挑戦の世界へと向っていくのが射手座のエネルギーです。
一人ひとりというより大勢に意識が向けられるので、この時期はSNSへの参加やブログの開設などにも向いているかと思います。

「哲学」「法律」といったキーワードもあり、満月に向って新しい知識を得ていく学びにも向いていて、いつもよりインテリジェンスな気分で過ごせるかもしれません。

集合エネルギーに出たエッセンスは、「クレマチス」と「ホワイトチェストナット」でした。
クレマチスのマイナス状態は、心が現実にコミットすることを拒み、非現実的な空想の世界へ逃避してしまっているので、集中力にかけ、事故やケガが増えたりしますし、細かいこと忘れがちになってしまいます。

「私そんなこと言ったっけ?」もしくは「そんな連絡は聞いていたかしら?」といったやり取りも頻繁ですし、2階に物を取りにいったのに、ふと窓の景色を見てきれいだなーと思い、その後「あら、何をしにここにきたのかしら」と呆然としてしまうこともあるでしょう。

私は冷えの体質なのですが、いつにも増して手足が冷えるなーと思っていたら、クレマチスが出たことがありました。自分の意識が物理的なことや自分自身の肉体からも離れてしまっているため、エネルギーの代謝が弱くなっていたのです。また長時間の睡眠を必要とする人もいます。

クレマチスをタイプレメディに持つ人たちは、いい意味で「不思議ちゃん」と呼ばれたりもします。そのため社会生活を難しく感じ、そつなく適応できない自分を責めてしまう人もいますが、本来は形、色彩、音など五感にすぐれ、創造的なことを得意としているクレマチス。ポジティブな状態になれば、さまざまな芸術活動や、職業に限らずクリエイティブな世界の表現者として活動することができます。

フラワーエッセンスを一緒に学んでいるクレマチスタイプの方が、先日のワークで、「あっちの世界とこっちの世界を行ったり来たりしている自分。それでいいんだなーと思えるようになった」と話してくれました。


「ホワイトチェストナット」は、滑車から降りられないハムスターのような堂々巡りの思考、いま考えても結論がでないことをぐるぐると考えてしまうときに出るレメディです。
常に「あーでもない、こーでもない」という葛藤が消えないので、額からこめかみにかけての頭痛や目の疲労、寝付きが悪かったり、早く目が覚めてしまったり。無意識に奥歯を噛みしめている人もいるそうです。

処方することで、頭の中でもはや収集がつかなくなった書類がクリアファイルに分類されるようになり、優先順位にしたがって並べられるようになります。いつのまにか設定してしまっていた、「私の思考はここまで」という枠組みの狭さに気付き、実は人の意識や想いは、時空を越えて際限のない世界へ広がっていけということ、部分ではなく全体を捉えることの大切さに気付くことができます。

ホワイトチェストナットのふわふわとした花のエネルギーは、狭義の視野からより多彩な世界観へと誘い、大いなる全体の中からおのずと必要な道筋が出てくることを示してくれるでしょう。

どちらも射手座の新月のもとで行なうアファメーションに、ぴったりのエッセンスだったように思います。

牡牛座満月の瞑想会とフラワーエッセンス(チェリープラム)




1118日は満月の瞑想会でした。
集合エネルギーに出たエッセンスはまたまたレッドチェストナット!3回連続は初めてです。山形の人たちは心根が優しいので、自分のことより先に周りの人たちのことを考えてしまうのかもしれませんね〜。

レッドチェストナットの解説は前回と前々回を読んでみてください。


今回コンビネーションで出たのは、「チェリープラム」でした。緊張しすぎて心が怯えている状態、例えば高所恐怖症や閉所恐怖症、大勢の人が集まる場所での緊張が高まり、それをなんとか抑制しようとする焦りから、さらに悪化してしまうとき。何か恐ろしいことをしてしまうのではないかという衝動にかられてしまうとき、自分の恐れをコントロールするのは、とても難しいもの。

一時的な恐れを手放すには、まったく脈略のない楽しいことを想像したりするのも効果的ですが、「どうしよう」「怖い」という緊張が極限になると余裕がなくなり、その感情と戦ってしまうケースがほとんどです。

チェリープラムは緊急事態に使われるレスキューレメディの1つとしても使われていて、瞬時に霊的な次元とつなげ、安定をもたらしてくれるエッセンスでもあります。


ジュリアンの著『ヒーリングハーブス』の解説から一部抜粋すると、

—チェリープラムは冬の終わりに近づくにつれ咲き始めます。その時期には必ず、雲ひとつない空に、待望の春の到来を告げる輝かしい光が降り注ぐ日が見受けられます。エッセンスはそんな澄み渡る日に作られるのです。—

—穏やかで平和な春のように、冬の嵐のように荒れた心をなだめ、赦しと和解をもたらします。「平和でありなさい。そして不動でありなさい。」という聖なる指令を告げているかのようです。—

不動のちからは牡牛座のエネルギーにも通じます。この日のチェリープラムは、大地と宇宙の間にある私たちを、しっかりと安定させてくれたのかもしれません。


牡羊座の新月のときにも出ていたチェリープラム。解説はこちらをどうぞ。


牡牛座は五感を満たすことがテーマの牡牛座のエネルギーのもと、ヒーリング用のお水もつくりました。

今はこの日のお水とグリセリンで作った化粧水を使っています^^。

2013年12月14日土曜日

蠍座新月とフラワーエッセンス(レッドチェストナット&ラーチ)







11月4日は瞑想会でした。3日が新月だったのですが、「統合医療山形県支部大会」が開催されて、私もシンポジストの一人として参加させていただいたので、翌日の開催となりました。
蠍座のキーワードについては前回のブログでご紹介した通りですが、
11月のアストロラジオの番組で占星術の東海豊さんからも、「蠍座」について、「へー、なるほど」と思う興味深いお話をうかがいました。

東海さんのセッションを受けられた蠍座の方に「好きな言葉はなんですか?」と聞いたら、「心中」と答えたのだそうです。さすが蠍座〜〜!!!まさに蠍座〜!!!と、いたく感動しました。

蠍座は12星座の中でも最も心の深さや闇を感じ取るとも言われ、自覚があるかどうかは別として、生きるか死ぬかといった熱を帯びた情念があります。蠍座の男性だったら、きっと「仕事と心中する」タイプが多いのでしょう。
今回「統合医療のシンポジウム」でコーディネーターを務めてくださった、東京女子医科大学附属青山女性・自然医療研究所自然医療部門准教授の川嶋朗先生のプロフィールを拝見したら、なんと蠍座でした^^
川嶋先生も統合医療と心中される覚悟でお仕事されているんだと思います。

東海さん曰く、「蠍座の女性(特に月星座の場合)は、結婚する男性は生涯一人でいいと思えるので、別れるという感覚を持たない人が多いですね。」
「一生あなたについていく的な。それは男性にとっては嬉しいことですね。」と私。
「確かにそうなんですけど、逆を言うと別れられないってことなんです。」
「あ、つまり相手が極道であってもダメ男であっても・・・」。

そんな強い結びつきを大切にする蠍座の女性。いったん冷めてしまうと、同じボリュームで逆の方向に行くそうですが、私の周囲の友人はメールを丁寧に返信してくれたり、困ったことがあると親身に考えてくれたり。あったく寄り添ってくれる友人が多いように思います。

「私、友達が少ないんです。」というご相談を受けることがありますが、蠍座の人たちがいいお手本。私たちはもう大人だし、小学生時代のように「友達100人できるかな」なとどいうプレッシャーもありません。「沢山の友人に囲まれるより、本当に大切な親友がいればいい。」蠍座の人たちはそんな感覚を教えてくれているような気がします。

今回の集合エネルギーにでたのは、前回に引き続き「レッドチェストナット」でした。レッドチェストナットの花は蠍同様の赤い色。愛情の深さの表れだったのでしょうか。

「うちの子どもはやんちゃでケガばかりするんです。」とおっしゃるお母さんは、たいていお子さんがケガをすることをあらかじめ想定して心配しています。ケガをしないでのびのび遊んでいる光景をイメージしていませんし、ケガをしている目の前の状態から意識が離れられず、「ケガから学ぶこともある」「成長のため有効な体験」という見方ができなくなっています。

レッドチェストナットは、親子や夫婦の共生関係、相互依存が強い血族に起きる問題のほか、看護師や教育カウンセラーといった相手の人生の身になって考える職業の人にも必要とされる薬剤です。

レッドチェストナットを服用することで、緊急事態でも冷静でいられ、落ち着いて対処ができるようになります。
最悪の事態ではなく、その人にとって望ましい結果を願う気持ちが湧いてくるはずです。

前回の説明はこちらをどうぞ。



もう1本はラーチ(Larch)。ジュリアンバーナード著の『ヒーリングハーブス』によると、

ラーチが必要な状態は、
「自分のことを、周囲の人と同じように価値ある存在で、
 可能性があると考えられない人々です。
 失敗を予測し、決して成功することはないと感じるため、
 成功を目指して冒険したり、充分に試みることをしないのです」

そしてラーチが伝えているメッセージは、
「この地上で成すべきことは、私たち自身が選んでいるのです。
 私たちは与えられた特別な任務を完全に認識して、この世界にやってきます。」

「私たちは、時の始まりにより賦与されている完璧さを、
 物質的な形で表現するために、ここに存在しているだけなのです。」

そう解説されています。

周囲への心配は、自己肯定力が足りないことの表れなのかもしれません。
ラーチの花の画像を見ると、赤や黄色の雌花が小枝にちょんちょんと並んで咲いていて、とても健気な姿をしています。周囲を圧倒する華やかな勇気というより、「自分らしく進めばいいじゃん」「自分らしく歩けばいいじゃん」と、コロコロと笑いながら小枝の上をバランスを取りながら闊歩しているようなジェスチャーです。

怖くても、不安でも、まずは最初の一歩踏みだすことが何よりも大切。いまこの瞬間に最善を尽くす。ラーチはそう教えてくれているのだと思います。


2013年11月17日日曜日

牡羊座の満月とフラワーエッセンス(レッドチェストナット)




1018日 集合エネルギーにでたフラワーエッセンスは、3本「インパチェンス」「ゲンチアン」「レッドチェストナット」でした。

1本目は前回に続いてまたまた「インパチェンス」。うちなる男性性と女性性のバランスを取る作用があり、「パートナー」がキーワードの天秤座の新月から、より深い重なりの蠍座の新月へつげるために出たのかもしれません。

2本目はそれをフォローするかのように出たゲンチアン。七歩子さんの著書には「霊性に目覚めて自己信頼が育つ」とあり、今回の瞑想会にぴったりの一文がありました。

—赤と青が混じり合ったゲンチアンの深い紫色は、外へ向かっていく生命力をあらわすと、意識の内面へと降りていくが1つになった色で、私たちに霊性を自覚させる色なのです。—

陰陽をあらわす白と黒の勾玉を2つ合わせた円の中には、それぞれ反対色の黒の「●」と白の「○」が入っています。
赤の中に青、青の中に赤。前述したインパチェンスのフラワーエッセンスを作る際、バッチがフラワーエッセンス用に指定したのは、淡い赤と青を重ね合わせたような淡い藤色の花だったそうです。

インパチェンスとゲンチアンのコンビネーションによって、参加された方々の内的なエネルギーの統合がはかられたのだと思います。

この日は個人セッションを受けられた方が、山に登ったときに不動明王さまから青い刀をさずかったとお話をされていて、ちょうど瞑想会には不動明王さまとご縁がある方も参加していたので、いろいろとシンクロを感じる時間でもありました。


インパチェンスの詳細はこちらもどうぞ。
ゲンンチアンの詳細はこちらもどうぞ。



そして、もう1つが気遣い、心配、愛情に関連する「レッドチェストナット」。
「花療法」から抜粋すると、
—典型的なタイプの特徴は、2人の人間関係の強力なエネルギーのつながりです。ほかの人の気持ちやおかれている境遇に自分をおくことができ、自分の感情をそこに投影させることができます。このような人は、強力なエネルギーを相手に送っているといえ、相手の子供や親戚や友人は、みんなそのことをよく知っています。
最悪のことが起こるのではないかといつも心配し、利他的に見えます。—

深い情感、情緒、情念といったキーワードを持つ蠍座。このところ時間がなく、蠍座の新月とカルマをあらわす日食が過ぎてからレッドチェストナットについて書くことになったのも意味があったのかもと思えてきます。

「そんなことをしたら危ない」「病気が悪化したらどうしよう」「何かあったら大変だ」と、自分にとって大切な人を思うがあまり、よくない出来事を想定して心配してしまう。

ブームになった「引き寄せの法則」からも分かるように、ものごとはすべて意識から生まれるという考え方があります。相手を心配することで、かえって相手によくない状況を引き起こすー。

レッドチェストナットは、バッチ博士が庭の木を切りながら誤って出血したときの出来事から生まれました。周囲のスタッフが動揺し、心配や不安になったことでかえって悪化することが分かったのだそうです。

親の過保護によって子どもの自立が遅れたり、過剰な世話が相手を窮屈にさせてしまうー、といった重い想念を変換してくれるレッドチェストナット。個人的な「心配」や「束縛」から、相手が体験を通して成長していくことを願って「見守る」へと、意識をシフトさせてくれます。

2013年10月16日水曜日

満月の瞑想会と光のお水について



2011年6月から開催した瞑想会。きっかけはクレストンのオーナーがNYのヒーリングセンターへ言った時、仕事帰りの人たちが、男女問わずフロアにふらっと立ち寄って1時間の瞑想をして帰って行く光景を体験し、日本にもこういう場所があったらという思いから始まりました。


世界を問わず、心身のバランスを取ったり、新しいひらめきを得る為には「瞑想が最適」とされているのは、人種や環境を越えた、人間という生命体の根本に働きかける作用があるからなのでしょう。

新月の日は願い事や事始めを整理するアファメーションの時間を取り、満月の日は「光のお水」をつくるワークを行なっています。潮の満ち引きにも関係のある月の運行ですが、満月のエネルギーは水に入りやすいと聞いたことがあります。

光のお水をつくるきっかけとなったのが、3.11の震災と原子力発電所の爆発でした。
私個人はチェルノブイリの事故をきっかけにして環境問題に関心を持ち、その後の状況に関するドキュメンタリー映画や書籍などにも目を通すようになりました。
福島の事故後、誰もが被災地に対して、自分に何が出来るのだろうと考えたのではないでしょうか。そんなとき、ハトホル(古代女神の集合意識)のメッセージ受けとって日本語訳にしたサイトを教えてもらいました。
掲載されていたのは、放射性物質を含めた有害なものから防御するための「光の薬の作り方」。解説の一番最後には、
「誰もが自分で作る能力を持ち合わせています。この方法をすべての人と分かち合うことを望んでいます」と記されており、これは信頼できると感じました。

*転載禁止の表記はないようなので、リンクを貼っておきます。


エネルギーの領域を扱うものには、特殊な力を持った人が手がけたものとして高い対価で販売されるものもあります。価格の高い低いはそれぞれの価値基準なので否定するものではありませんが、放射性物質はこの先一生の問題になるかもしれず、家族全員が月に何万円もかかるようでは継続ができません。継続的な入手や実践が可能なものであることも大切です。

私がここ数年学んできているフラワーエッセンスを開発したバッチ博士も同じようなスタンスで、「バッチ式○○」とか「バッチ認定の○○」といった一切の権利化を行なわず、作り方も公開し、あくまで「自己治癒」のツールとして、広く伝わるよう望んでいたそうです。

クレストンでは、「光の薬」という名前から受ける誤解がないよう「光のお水」という表現に変え、当初はハトホルのサイトに掲載された方法に忠実に行なってきましたが、だんだんよりシンプルな方法にブラッシュアップして、今に至っています。

震災直後は「防御」のお水でしたが、いまは排毒を目的にした「浄化」用のお水や、時に別のテーマを設定することもあります。

随分前ですが、「ありがとう」と書いた紙と「ばかやろう」と書いた紙の上にそれぞれお水を入れたコップを置いてしばらくすると、味(分子の質だったのかな?)が変わるという実験をテレビでやっていたそうです。これは文字が発している何らかの力、「言霊」の作用を証明するものだったのだと思いますが、量子力学の分野に詳しい方にとっては納得の結果かもしれません。

光のお水はフラワーエッセンスや気功といったエネルギー療法に属するものですが、人が持っている波動を利用して作ります。体調がすぐれないときなどは実感が湧きにくいかもしれませんが、空間の場を整えてありますし、満月という最良の日に行なっているので、瞑想になれていない方でも可能です。というか、実に簡単です。

エネルギーワークというと、むずかしいものというイメージがあります。かつての私も「すごい霊感とかないしー、そういうのは無理だ〜」と思っていましたが、いろいろなワークを体験していくうちに不安はなくなっていきました。

そしてもう1つ気付いたのは、ややこしい手法や技術、高額なものはたしかに「やったかいがあって、有り難みが増す」けれど、本質に近づくほどシンプルで単純なのだということでした。
だって瞑想なんて、座って、目をつぶって、じっとしているだけですし。光のお水も湧き水を使ったら、無料もしくはお賽銭代ですみますし(笑)

光のお水は、クレストンに来なければ作れないものではありません。限りなく電磁波のない空間や参加者の方々の集合エネルギーによってやりやすくはなるのですが、あくまで作り方をお伝えしています。

詳細を記載することはできませんが、自分やご家族に飲んでもらった方から、うれしい感想や感激の出来事の報告もいただきました。
フラワーエッセンスしかり光のお水しかり、エネルギーワークのほとんどが、おばあちゃんの知恵袋のごとく身近なものであり、「自らを癒す」ツールとして活用していただけたらと思います。


満月から新月に向けては「浄化」「発散」などの時期。満月の翌日はら光のお水を使い始めるのは、とても理にかなったこと。
少しずつそのまま飲んだり、お茶を湧かすときのお湯、ご飯を炊く時のお水に加えたり、お風呂に入れてもらっても結構です。ご自分なりの使い方で試してみてください。


2013年10月13日日曜日

天秤座新月の過ごし方とフラワーエッセンス(インパチェンス)その2


真ん中のボトルがインパチェンス。


今回の瞑想会では3本のフラワーエッセンスがでて、3本目は「インパチェンス」でした。まさに天秤座のエネルギーと、恋活・婚活にも大事な1本です。

キーワードは「待つことの学び」。
インパチェンスは発芽してからの成長が早く、さやが熟すとパンッとはじけて種をとばします。このジェスチャーを人間に置き換えると、判断力や行動力があり、誰にも干渉されずにさっさと仕事を達成したいタイプです。そのためのんびり仕事をする人を急かしたりイライラしたり、ちょっとでも余計なことを言おうものなら「カーッ」と怒られそうな、一発触発の緊張感を漂わせています。病気のときですら、一日も早く治そうとせっかちな気持ちになり、精神的な休息を取ることができません。

日頃は穏やかな人でも、一時的に車の渋滞が耐えられなかったり、エスカレーターを歩いて上ったり降りたり、また自分の人生が何も進んでいないような焦燥感にかられたりするときに出るエッセンスです。

随分前ですが、パラグライダーの体験教室に参加したことがあります。一通り準備を整え、体験する場所までたどり着いたところで、インストラクターの方が、「風が強いので少し待ちましょう」と言ったのです。やる気満々で体験教室にやってきて、待つことになるという発想をしていなかった私は、内心とてもびっくりしました。「待つ!?」。当時は常に〆切りやタイトなタイムスケジュールを要求される広告の仕事で、「無理を通せば道理がひっこむ的」な状況も多く、「待つことで得られるものがある」という視点がとても新鮮でした。

30分〜40分ほど、みんなで土手に座り、夏山に吹く風を感じながら、飛べるタイミングが来るまで過ごしました。たわいないおしゃべりをしている間に気持ちも穏やかになり、不要な緊張感も解けたのでしょう。初体験にしては、なかなかの距離を飛ぶことができたのでした。

インパチェンスは絶えず活発に成長する植物ですが、開花させる花は実にエレガントな色と形をしています。

七歩子さん著書『フラワーエッセンスヒーリング』から抜粋すると、
—男性的にまっすぐに上へ上へと前進してきた植物が、花になる瞬間、成長のパターンを逆転させます。(中略)重力に身を委ねてぶら下がる花の姿に、緊張はありません。飛んできたハチが花びらの繊細なヒダを押し開いて中に入り、甘い蜜を吸ってくれることを、つややかに待つ体勢です。
この段階までくると、自力で事を成すのではなく、自分以外に何かが成就へのカギを握っていることがうかがえます。—

インパチェンスは川べりに咲き、パンッと弾けて四方八方に種を吹き飛ばすそう。自らの子どもを自分の足元ではなく遠くへ飛ばす勇気もまた、ライオンの子離れの儀式同様に、宇宙の大いなる流れに委ねる力があるからなのだと思います。

ぐいぐいと伸びる直線的な男性性、優雅にゆだねて待つ女性性。この陰陽のバランスを教えてくれるインパチェンス。
時代が男性性から女性性へ移行している今、今回の瞑想会はいつもより男性の参加者も多く、ご自身の中にある女性性の気付きにつながる瞑想になったのかもしれません。
男性性と女性性は、一般的な男らしさ女らしさとは異なり、内的にあるエネルギーの状態です。


一つの手法として行なった「自分軸」や「自己信頼」が湧く瞑想ワークは、「自己」がテーマの牡羊座の満月にむけて、自分とは何かを見つめるためにも向いていて、パートナーと出逢うためにも有効です。

婚活をしている人の中には、精神的、経済的にサポートしてくれる相手も求める方もいますが、自分が抱えている問題をなんとかしてくれる救世主の出現を願っているだけでは、チャンスは巡ってこないのではないかと思います。
個人としてのキャラクターをお互いに認め、尊重しあう自律した心がなければ、これから先何十年もの間(ケースによっては期間限定の出会いもありますが)、お互いを支え合える関係にはなれないでしょう。そのためにも、まずは自分の自律をうながすことが大切だと思うのです。



インパチェンスの説明はこちらもご覧ください。


次回の瞑想会は10月19日(土 満月)です。

http://hccreston.jimdo.com/瞑想会/

2013年10月6日日曜日

天秤座新月の過ごし方とフラワーエッセンス(スイートチェスナットとファイブフラワー)その1




10月5日は天秤座の新月の瞑想会でした。

天秤座のキーワードは「契約」「バランス」「調和」「チームワーク」「パートナー」など。
12星座を人の一生に例えるならば、牡羊座で「おぎゃあ」と生まれ、牡牛座で「五感」を使い、「双子座」言葉を覚えて歩き出し、コミュニケーションが始まります。
「蟹座」で家族との関係を育み、「乙女座」でいよいよ社会人デビュー。そしてちょうど半分のところに位置する「天秤座」で結婚です。
入籍をしたり新しい生活のルールづくりがあったり、「自分と他者」が、どうしたらうまく調和できるか。

一般的に天秤座は関係のバランスを取るのが上手と言われていますが、私の周りでは(たとえ外見的にそう見えたとしても)、内面で長い長い自分会議を悶々と開催している人が多いような気がします。

天秤座は「自分と他者は違う存在である」という、人間関係の肝を知っている人たちなのだそう。
「対等な関係でありたい」「ちゃんと分かり合いたい」。
強い思いがあるからこそ、時間がかかっても投げ出さず、考え続けることができるのでしょう。

新月の天秤座パワーをもらうなら、他者を理解し、認め、赦し、尊重する。どんなに難解な個性があったとしても、それぞれのパートを生きることで全体の大調和がなされていること。
私たちの認識を越えた次元においては、どの個性も必要な構成要素として成り立っていること。

こうした関係性におけるバランス感覚や、新たな展開を考えている人なら、「必要な出会いやチームワーク力を得られます」と宣言するのがいいのだと思います。

そしてもう1つ、恋活・婚活中の人にとっては、1年間の中でも今月と来月のアファメーションは最重要。
アファメーションの時間では、「必要なパートナーが現れます(あるいは「ました」)と記入してもらい、パートナーと出逢うときの注意点をお話しさせていただきました。


集合エネルギーにでたのは、3本。
一つは以前も出た「スイートチェスナット」。

ホリー同様、38種の中でもディープな意味合いがありますが、その分パワーも強力です。エッセンスの現在の作り手は、「最大限の強さと生命力をそなえる木」「あらゆる木の中で最も威厳があり、力強く、満足にみちた姿で、偉大なる力の孤独な存在です」と記しています。

私も個人的には1年か2年に1回、10月〜12月のあたりにでるエッセンスで、瞑想会では去年の11月に出ていたようです。


2本目は「ファイブフラワー」。
フラワーエッセンスは通常2週間〜1ヶ月半位服用しながら経過をみていきますが、ファイブフラワーは緊急事のときに活用されるレスキューレメディと言われています。

以前出たときは、参加者の方が会場に来られる途中で接触事故を起こしそうになり、心臓のどきどきが止まらない状態でいらしたのだそうです。
今回はどうだったのかな、と思いながらいたところ、なんと瞑想会の途中でちょっとしたハプニングが発生。駐車場での車の移動が必要になって、瞑想をいったん中止したのでした。

私が会場から出ている間も特に場がざわざわすることはなかったそうで、ありがたかったのですが、瞑想会で瞑想が中断してしまったのは、ちょっとした緊急事態だったかもしれません。フラワーエッセンスはときとして、予測のような出方をするときがあります。「もしかしたら、このために出たのかな」と思いました。

ファイブフラワーについての詳細はこちらにアップしています。


今回は3本のフラワーエッセンスがでて、
3本目は「インパチェンス」。まさに天秤座のエネルギーと、恋活・婚活にも大事な1本。
エッセンスの詳細と自己信頼の瞑想ワークについては、その2に続きますが、とりいそぎ、10月6日のポイドタイム(7:27〜17:32分)があけたので、これからアファメーションする方は、7日の9:34までに清書をどうぞ☆



2013年9月26日木曜日

魚座の満月とフラワーエッセンス(ホリー)その2



差し入れしていただいた満月色のダリア。川西産です。



9月19日、魚座の瞑想会で出たもう1つのエッセンス「ホリー」。意外にも登場回数は多く、過去にアップした記事が3つ出てきましたので、こちらを参考にしてみてください。



「憎悪」「嫉妬」「嫌悪感」・・・。聖なるホリーというより、ホラーのような言葉の数々(苦笑)
なぜホリーの感情が生まれるのか。その1つの例をお話させていただきました。

日本人は「ノー」と言わない民族と表現されたりしますが、「その場がまるくおさまるなら」と、自分の領域(時間や感情、思想など)を相手に明け渡してしまうことがあります。ですが、誰もが自分の聖域を持っています。侵害されそうなときは「ごめんね。ここからは立ち入り禁止なんです」とはっきり伝えなければなりません。
しぶしぶ開放してしまった場合、「私だけが無理をしている」「私はこんなにがんばっているのに」といった我慢の感情が煮詰まって、やがて猜疑心や被害者意識にかられ、ホリーのネガティブな状態へと転化していきます。

肉体をともなって生きる人間であり以上、避けることのできないホリーの感情。光と闇が常に表裏一体であることを知り、内的な陰陽のバランスをとることがいかに重要であるか。
ホリーのメッセージは「愛」と「共感」。処方することで、私たちは自分のホリー(聖域)を大切にし、相手のホリー(聖なるもの)を尊重できるようになっていきます。


この日の瞑想会は、参加者の方からダリアの差し入れをいただきました。「満月だから、この色がいいなと思って^^」

エックハルト・トール著『ニューアース』の冒頭に、花についてのくだりがあります。

—私たちが花と呼ぶ香り高く繊細な存在は、他の種の意識の進化に欠かすことのできない役割を担いだす。人類は花にひきつけられ、魅せられる。人類の意識が進化するなかで、実用的な目的をもたない、つまり生存と結びつかないのに高く評価された最初の対象はきっと花だったに違いない。(中略)

イエスは、花について思え、そして花から生き方を学べと、語った。ブッタはあるとき、弟子たちを前に一本の花を掲げ、黙して語らなかったという。しばらくして弟子たちの一人、摩訶迦葉(マハーカッサバ)という僧が微笑んだ。彼だけがブッタの沈黙の教えの意味を理解したのだ。—


私たちはお墓参りに出かけるとき、当たり前のように墓前に花を供えます。食べ物は供えなくても、ろうそくと線香、そして世界共通のものとして花を欠かすことはないのではないでしょうか。6月に開催された『ツリーエンジェル』をテーマにした七歩子さんのセミナーでも、「花はあっちとこっちの世界をつなぐもの」というお話がありました。


光のお水づくり、そしてお彼岸に合わせたワーク(感謝の瞑想)を行なう日に、予定調和のように届いたお月様のように輝くダリア。自分自身の肉体への感謝にはじまって、家族、大切な人、御先祖様、そして大いなる存在へー。

「あっちの世界にいる星座」とも言われるセンシティブな魚座パワーとお花のおかげで、瞑想中はティンシャが繰り返し鳴っているのが聴こえた方や、意識体であちこちお出かけしてきた方もいらしたようで、魚座ならではの浮遊感とともに、愉しい時間となりました。


追記:この日は中秋の名月と重なった3年目の満月。中秋の名月は別名「芋名月」といい、なんとうずまき畑の里芋を頂戴しました。帰ってからさっそく満月にお供えし、パワーたっぷりの味をいただきました。
 


さとう農園さんの里芋。ふかしただけで充分美味です。

魚座の満月とフラワーエッセンス(オーク)その1


 

秋分の日を前にした、9月19日魚座満月の瞑想会。

集合エネルギーに出たフラワーエッセンスは、「オーク」と「ホリー」でした。
オークは「引き受け過ぎ」「自分の限界を知る」「本質を理解する」などがキーワードです。今回は、男性の参加者や社内でリーダー的な立場の女性が参加されており、その方むけに出たのかもしれません。

オークの人は「オレにまかせておけ」的な親分肌で責任感が強く、面倒な仕事も快く引き受け、周囲の人からも頼りにされる存在です。ですから、オーク的な気質が発揮されるほど世間の評価は上がることになり、本人の肉体的あるいは霊的な状態において消耗しているにもかかわらず、精神力でなんとかやり遂げようと奮闘します。

オークの詳細はこちらのサイトにもあるので、一読してみてください。


かつて広告の仕事をメインで行なっていた頃は、私もオークは大好物の1つでした(笑)
オークが出たときは、なんだか負けを宣告された気持ちになって、「そんなことないのになー」「特別がんばってる訳じゃないのにー」とエッセンスに反抗的になったりもしましたが、オークを飲むことで「今やるべきことは、何でも自分がやろうとするのではなく、分かち合うことだ」と、必要な役割について気付けるようになりました。


以前、オークのネガティブな状態である「引き受け過ぎ」がケアされた体験をしたことがあります。
SNSのフェイスブックを始めて2年位になるのですが、当初はメッセージがない方の申請も受け付けていたので、100人、200人とお友達” が急速に増え、いろいろな方のタイムラインにアップされる記事を読むことが日課になっていきました。
私のタイムラインに「いいね」をつけてくださる方もおり、やがて「いいね」をしてくださる方の記事だけでもきちんと読まないとーという義務感が生まれ、フェイスブックを開く度にすべての方の日記をこまめに読み、1つ1つに「いいね」を押すようになったのです。仕事中にもかかわらず、フェイスブックを何度も確認することがクセになっていきました。

人が引き受けるものとして、物理的な仕事の他に、エネルギー的なものもあります。以前七歩子さんのセミナーで、「東京では夜10時頃から電波が錯綜しはじめるのが分かります。SNSの普及によってみなさんがネットを立ち上げ、交流が始まる時間帯なのでしょう。いまこのセミナー中も、参加者のみなさんが携帯電話をマナーモードにしていても、誰かのところにメールが入って来たり、SNSにつながっていたり、何らかの関与があります。すべての電磁波やを完全にシャットアウトして過ごすことは、本当にむずかしい時代です。」というお話がありました。

ネットを立ち上げているだけでも、私たちにはさまざまな影響があり、肉体的、精神的、霊的な次元において負担を抱えている場合があります。

オークを飲み始めてからほどなくして、私はフェイスブックやその他のSNSをまったく見なくなってしまいました。それからしばらくすると、再びフェイスブックを立ち上がるようになったのですが、画面を開いた時点でパソコンの画面に出ているタイムラインの1〜2スクロール分だけを閲覧するようになり、使命感のようなものにかられて見ることがなくなりました。

週末や休日は目を休めるためにもパソコンは立ち上げないので、その間SNSはオフにしています。
親しい方々であれば、多少日記を見落としていたとしても「どうしてみないの?」などと怒ったりしないでしょうし、いまの時代、必要な情報は絶妙なタイミングでお互いに届くでしょうし。
急用の内容であれば、メッセージ機能やメール、電話というツールもあります。

SNSをビジネスツールにしている人もいれば、プライベートな交流の場にしている人もいるでしょうし、発信するタイプ、受けとるタイプと活用方法はさまざまです。

私個人はお友達の数を増やすことを目的にしていないので、申請もメッセージのやりとりをしてくださった方や知っている方だけにして、気軽な情報交換の場所として、ゆったりした気持ちで向き合えるようになりました。

この時期に出たオークは、関与について、自分本来のペースを取り戻すことを教えてくれたように思います。


次回、ホリーの説明に続きます。