2013年5月30日木曜日

射手座の満月とフラワーエッセンス(クレマチス ワイルドオート インパチェンス)


今回は3種類のエッセンスでした。

クレマチス、ワイルドオート、インパチェンス

何しろ太陽が双子座で満月が射手座。
双子はコミュニケーション能力がすぐれて
いろんな人を相手にしていく行商のイメージもあり、
各地のイベントを渡り歩く屋台の人とか、
それも静かな金魚すくいや風鈴売りよりは
いま見ないけどバナナのたたき売りが近いかも。
短期旅行というキーワードも持っています。

一方射手座は海外旅行派。
射手座のデザインは下半身が4本足の馬なので、
人でありながらパッカパッカと遠くに行ける人たち。
弓矢も持っているから目的を定めるのも上手く、
射手座の人もカラッとした気質で、人付き合いもさわやか。
哲学的、知的好奇心も豊富なので、
いろんなことに思考がまわります。

こうした2つのエネルギーを受けながらの瞑想会。
しかも望みが自己実現しやすい月蝕や、
天と地のすき間がなくなり
大いなるパワーが地上に注がれるウエサクもかさなりました。

今回はどこまでも意識が飛んで行けそうだったので、
みなさんがちゃんと地球に戻ってこれるよう、
「クリエイティブに現実を生きる」がキーワードのクレマチスで
しっかりグラウディング(地球の中心とつながること)ができるよう、
月蝕のアファメーション(宣言)を行なうにあたって
目的意識が明確になるよう、
ワイルドオートがサポートしてくれたのだと思います。

インパチェンスは男性性と女性性のバランスがキーワード。
インパチェンスの人は判断力があって
バイタリティいっぱいなのですが、
自分のペースと合わない人がいるとイライラしてしまいます。
ぐいぐい伸びる茎とぎざぎざの葉とは対照的に、
花は淡いピンク色。
女性器のような形と記されています。

最近はどんなにセクシーなファッションをしていても
中味はおっさんのようなタイプも多く
(以前は私もそうでした。いやいまもかな?)、
そのまま年がいくと、おばさんじゃなくおじさんに
なってしまいそうで、
余計なお世話といえばそれまでだけど、
自分の女性性を否定したままだと
婦人科系の病気にもなりやすいのです。

今回の瞑想会は全員女性でしたので、
もう1度、なぜ今回は女性として生まれてきたのか、
自分が持っている女性性はどういう個性があって
どう表現したらいいのか、
じっくり思い出すタイミングにあることなども
お話させていただきました。

あらゆる歩調、あらゆるリズム、
あらゆるバイブレーション。
いったん宇宙に完全にゆだねきることで、
女性性のエネルギーは発露するように思います。

なので光のお水も、
治癒用の目的がある方以外は
女性性のエネルギーを転写することに。

瞑想中は涙や咳が出る方、
お腹がぐるぐる動きだす方もいます。
双子座&射手座の組み合わせで、
思考がかえるくんのように
ピョンピョン飛んだ方もいたかもしれません。
今回は瞑想中にメッセージを受けとるほかに、
翌日からの気付き、発見、ひらめきが始まる方も
多いように思います。

秋分の日にはマインドメニューも作りますので、
私個人もそれまで地固めの期間として、
光のお水とフラワーエッセンスを飲みつつ、
じっくり進んでいこうと思います。

次回の瞑想会はこちらです。

2013年5月15日水曜日

牡牛座の新月とオリーブ&スクレランサス




5月10日は牡牛座の新月の瞑想会。

集合エネルギーにでたフラワーエッセンスは、
オリーブとスクレランサスでした。

オリーブは責任あるプロジェクト、闘病生活、看護といった、
何かが終わった後にくる大きな消耗などに作用します。
他人の助けのために力を使い果たし、
自分自身のエネルギーが何も残っていないため、
普段なら何でもない家事や日常生活も面倒に感じたり、
疲れ過ぎて気分が悪くなったりしている状態です。
エッセンスを服用するほか、温泉やストレッチなどを取り入れ、
充分な睡眠を意識的にとるのがいいかと思います。

調停と復活、平和のシンボルとされるオリーブの木。
ノアの箱船で遣いに出された鳩がくわえてきたのが
オリーブの小枝だったとか。
切り株になってなお若い枝を吹くことがあるほど、
たくましい生命力を持っているそうです。

エッセンスを服用したあとは
宇宙のエネルギーが体内に入ってくることを感じたり、
新たな取り組みへの意欲や、
力に満ちた魂からの欲求も湧きあがってきます。

そしてもう1つは、スクレランサス。
見た目は花なのか葉なのかはっきりしない緑色で
地面にはうように育ち、エッセンスの視点として、
七歩子さんは根(root)にも注目しています。

著書の『フラワーエッセンスヒーリング』には、
ー家族の中にある表面化していない
 問題からきている可能性も暗示しているのですー
ーどこか遠くに行って新しい人生を始めるためではなく、
 現実に今自分がある場所に豊かさをもたらすためにありますー
とありました。

たしかにセッションを受けられる方の中には、
迷いを整理するためだけでなく、
家族との関係性を癒すために出る方がいます。
レッドチェスナットのような濃密な状態というより、
すでにある程度の距離が生まれ、
自分自身の幸せにフォーカスする段階がきたときに
サポートしてくれるようです。

こちらは蟹座の満月の時に出たスクレランサスの解説です。
http://a-kaori.jp/?p=log&l=310795

スクレランサスはハートのチャクラと対応しながら、
現実的な迷いを助けてくれるので、
「物質」「大地に根ざす」といった
キーワードを持つ牡牛座のエネルギーとも
呼応したのかもしれません。

牡牛座は魂が入る器としての肉体を意味し、
エレメントは「地」、フィジカルな「五感」がテーマ。
視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚に敏感で、
物質、所有が大事な星座です。


身体部分は、首や甲状腺に対応しているので、
このところ喉の調子がすぐれない方も
いらしたのではないでしょうか。
瞑想中に咳がでて、
エネルギーを外に出している方もいました。

翌日私がパーソナリティーを勤めるラジオ番組で、
ゲストのお迎えしたのが占星術の東海豊さん。
スタッフのあやちゃんと私は月星座が牡牛なので、
さらに深くうかがってみました。

最近の牡牛座の傾向としては
未来型と昭和型に分かれるそうで、
未来型はロハスなライフスタイルを好み、
昭和型は所有クセがあるのだとか。
あやちゃんは「私、昭和タイプですね~」ときっぱり。
私はどちらもあるかな~。
環境問題や住環境は大切なテーマだし、
きれいな紙袋や包装紙などは捨てられないし(苦笑)。

瞑想会のときも
物質に宿る霊性についてお話させていただきー、
などと書くと堅苦しいのですが、
"物質も声をかけるとちゃんと反応する"
という日常の体験談を聞いていただきました。

そして変化を求めない牡牛座なので、
アファメーションは頑固さを手放し、
中期的な人生プランもイメージに。

月星座は前世の太陽星座と解釈されていますが、
日食もまた過去世に関連しているのだとか。
瞑想会に参加された方の中にも
「前世リーディングを受けてみたい」と言う方や
「最近自分の前世に興味があってー」と
お話してくれた方がいて、


自分の過去世に興味が湧いたり
ふいに思い出したりする人もいるでしょうし、
すでに知っている人は
古い傷の癒しに取り組むのもいいのかもしれません。

新月と日食が重なって
とてもパワフルだったうえ、
今回はAkemiさんのご好意でハーモニーベルの
セッションも行なっていただきました。

ハーモニーベルは演奏した音楽を楽しむものではなく、
音による心身のチューニングのようなもの。
いくつかご用意いただいた中で、
集中と新月をテーマに作られた2つのベルをならして、
いつもの瞑想へ。

聴覚が入口となって全身に音が入っていく感じ。
毎回すばらしいのですが前回以上に染みた感じもあり、
ガイド役の私までうっかり瞑想状態に・・・(爆)
なかなか戻れず、予定の終了時間を過ぎてしまいました。
参加された方の中にはシータ波ぎりぎりの方もいらしたようです(苦笑)

翌日も音の余韻が残り、
精神的には元気だけど身体がダイいという
エネルギーの変容期と似た状態で、
疲労の質を身体が教えてくれた感じがありました。

Akemiさん、ありがとうございました。


次回の瞑想会は5月25日(土)に開催です。
詳細はこちらをどうぞ。
http://hccreston.blog.fc2.com/blog-entry-186.html

2013年5月4日土曜日

蠍座の満月とスターオブベツレヘム&ハニーサックル




4月26日は満月、蠍座の瞑想会でした。

集合エネルギーに出たエッセンスは、
スターオブベツレヘムとハニーサックル。

スターオブベツレヘムのキーワードは、
「トラウマ」。
前日にうっかり食器を割ってしまったような突発的な出来事から
幼い頃に封印してしまった体験まで、
心、身体、魂のすべてのショック、傷に対応し、
帝王切開や難産で生まれた子どもの産湯には、
ウォールナットと一緒に入れるとよいとも言われます。

38種のフラワーエッセンスの中で、この花は唯一6花弁。
正三角形と逆正三角形を重ね合わせた
6角形の幾何学模様は「ダビデの星」とも呼ばれ、
完全な調和の世界を表現しています。
これは「物質と神性が交互に浸透しあって生命が生まれる」、
という概念を表し、
1つの三角形は地上に触れる神聖な世界、
もう1つは神に向って手を伸ばす
物質的な世界を意味しているそうです。

エッセンスの作り手ジュリアンの著書
『ヒーリングハーブス』には、
ーこの2つが完璧な関係にあるとき、生命にも完璧な調和が生まれますー
とありました。

このエッセンスを使うことで、
なんらかの理由で生じてしまった
肉体と精神の三角形のズレが元に戻り、
すべてのレベルで統合され、
生命エネルギーが再び息を吹き返します。

もう1つは、
過去に生きている人に使われるハニーサックル。
例えとしては、
華やかだった頃を忘れられない映画女優だったり、
他界した配偶者を忘れられずに
再婚の機会を拒んでしまう人だったり。
あるいは逃したチャンスや実現しなかった夢を悔やみ、
もう1度やり直したいという
後悔の念が強いケースも当てはまります。

バッチ博士の言葉には
「この薬剤は、心の中から過去にまつわる
 後悔や悲しみの念を取り除き、
 過去に受けた影響や執着をすべて消し去り、
 私たちを現在に引き戻してくれる」とあるそうです。

骨董のディーラーや歴史研究家などは
過去とよい状態で付き合っている健全な懐古主義者と言え、
ハニーサックルが良く作用すると、
過去と現在を着実な流れとして受けとめ、
過去は過去として価値あるものになっていきます。

今日という日、今この瞬間の思考や感謝が、
過去と未来をつなげる
大切な中心軸であると気付かせてくれるハニーサックル。
どこか夢の中にいるような状態から、
地球というエキサイティングなフィールドで、
新しい人生に飛び込む勇気をうながしてくれます。

この日の瞑想は、
ハートのチャクラや丹田の部分に六芒星があること、
または自分自身が六芒星の中にすっかりおさまっていることを
イメージして行いました。
蠍座の満月に合わせて、心の深遠に行く瞑想も。


改めて解説本を開いてみたら、
スターオブベツレヘムの状態に
「魔法や神秘主義にひきつけられる傾向にある」
と記されているのを発見。
蠍座のキーワードは、まさに神秘主義(笑)。

今日は美魔女のみなさんと一緒に
いつもとはちょっと趣向を変えて、
女性性をテーマにしたお水を作ることにしました。

美魔女のみなさんによる集合エネルギーの効果でしょうか。
乾燥タイプの私なんですが、
帰宅してから髪の毛がいつもより
ツヤツヤとしていることに気付きました。

また深い情緒のやりとりを望むのが蠍座のエネルギー。
休憩時間には60代カップルの素敵なデート現場を目撃したお話や、
かつて男気満載だった私の過去話も聞いていただきまして、
詳しくは続編として加筆したいと思います。


後半はそれぞれのガイドと
エネルギーの交換をする瞑想も取り入れ、
参加された方の中には
ちっちゃいゴールドブッダや
金色に光るちっちゃい観音様が登場した方もいて、
男性性と女性性のバランスをうながしてくれたのでしょう。
次回は誰かの目の前に、ちっちゃいおじさんが
登場することを期待したいと思います(笑)


(参考文献:『Drバッチのヒーリグハーブス』『バッチの花療法』『フラワーエッセンスヒーリング』)

2013年5月1日水曜日

怒りの時代もありました



月刊zero23  4月号の書き下ろしです。


新月と満月の瞑想会で、
集合エネルギーに合わせて選ぶフラワーエッセンス。
3月の新月に出たのは「ヴァーベイン」と「ビーチ」で、
どちらも「自分や他人に不寛容」が共通点。

ヴァーベインは物事に集中しすぎるところがあり、
「こうあらねばならない」と
大義のためならどんな犠牲もいとわない態度で
会う人ごとに熱弁をふるったり、
世の不正に対して猛烈な怒りを覚えたり。
エネルギッシュで使命感が強く、
信念を貫き決着をつけようとする。

身体はつねにこわばって、軽い冗談にも怒りだし、
困ったことにこの状態が別の問題を引き起こしているとは、
本人はまったく気付いていない。

いやー、書いているだけでも赤面したくなるほど、
30代の私もこんなところがあったなーと、
20年前を振り返ってしみじみ思う。
睡眠時間も食事もどうでもよくて、
クオリティーの高い仕事がしたいという大義があるから、
周囲に仕事嫌いの人がいると
表向きはできるだけ微笑みを忘れないようにしつつも)
心の中ではじだんだを踏んでいた(苦笑)。

(ヴァーベインの関連サイト)
http://hikarinows.blogspot.jp/search?updated-max=2013-04-09T16:23:00%2B09:00&max-results

そして「ビーチ」はさらに悪化しているとも言え、
傲慢で批判的で主観的。
解説本によると
「他人のあらはどんな小さなものでも見つけるが、自分の欠点には甘い」とあり、
別の本には「自分に厳して過ぎる完璧主義」ともある。

若いときは、
「みな違う性質で生まれてきている」ということが分からない。
分かっていても、うっかり忘れてしまいがち。
自分が出来ることはみんな出来ると思っていたり、
「普通こうだよね?」という自分の主観が世間の常識だと思っている。

「みんなが仕事大好き人間とは限らないよね〜」とある人に言われ、
そりゃーそうだよねぇと、頭で理解はしているけれど、
心の底から理解できるようになったのは40歳も過ぎてからだった。

生物多様性。
環境用語の1つで、私の好きな言葉だ。

フラワーエッセンスや占星術と出会ってつくづく良かったと思うのは、
自分と他人は違うということを、理屈抜きで知れたことだ。
生まれ持った個性、ネガティブになるポイント、人生のテーマなど、
似ている箇所はあったとしても、誰ひとり同じではない。

ビーチが出る人は本来知恵者であることが多く、
処方後は「包容力のある診断家」になると記されている。

ワークショップの講師・七歩子氏の著書には、
「自らの立場を突き破り、高く広がりのある世界から
地上の存在を眺めるような能力が必要です。
それは神の視座といえるかもしれません」とある。

外側で何が起きようと、
ビーチのような忍辱(にんにく)の心でいられたらと思う。