2013年11月17日日曜日

牡羊座の満月とフラワーエッセンス(レッドチェストナット)




1018日 集合エネルギーにでたフラワーエッセンスは、3本「インパチェンス」「ゲンチアン」「レッドチェストナット」でした。

1本目は前回に続いてまたまた「インパチェンス」。うちなる男性性と女性性のバランスを取る作用があり、「パートナー」がキーワードの天秤座の新月から、より深い重なりの蠍座の新月へつげるために出たのかもしれません。

2本目はそれをフォローするかのように出たゲンチアン。七歩子さんの著書には「霊性に目覚めて自己信頼が育つ」とあり、今回の瞑想会にぴったりの一文がありました。

—赤と青が混じり合ったゲンチアンの深い紫色は、外へ向かっていく生命力をあらわすと、意識の内面へと降りていくが1つになった色で、私たちに霊性を自覚させる色なのです。—

陰陽をあらわす白と黒の勾玉を2つ合わせた円の中には、それぞれ反対色の黒の「●」と白の「○」が入っています。
赤の中に青、青の中に赤。前述したインパチェンスのフラワーエッセンスを作る際、バッチがフラワーエッセンス用に指定したのは、淡い赤と青を重ね合わせたような淡い藤色の花だったそうです。

インパチェンスとゲンチアンのコンビネーションによって、参加された方々の内的なエネルギーの統合がはかられたのだと思います。

この日は個人セッションを受けられた方が、山に登ったときに不動明王さまから青い刀をさずかったとお話をされていて、ちょうど瞑想会には不動明王さまとご縁がある方も参加していたので、いろいろとシンクロを感じる時間でもありました。


インパチェンスの詳細はこちらもどうぞ。
ゲンンチアンの詳細はこちらもどうぞ。



そして、もう1つが気遣い、心配、愛情に関連する「レッドチェストナット」。
「花療法」から抜粋すると、
—典型的なタイプの特徴は、2人の人間関係の強力なエネルギーのつながりです。ほかの人の気持ちやおかれている境遇に自分をおくことができ、自分の感情をそこに投影させることができます。このような人は、強力なエネルギーを相手に送っているといえ、相手の子供や親戚や友人は、みんなそのことをよく知っています。
最悪のことが起こるのではないかといつも心配し、利他的に見えます。—

深い情感、情緒、情念といったキーワードを持つ蠍座。このところ時間がなく、蠍座の新月とカルマをあらわす日食が過ぎてからレッドチェストナットについて書くことになったのも意味があったのかもと思えてきます。

「そんなことをしたら危ない」「病気が悪化したらどうしよう」「何かあったら大変だ」と、自分にとって大切な人を思うがあまり、よくない出来事を想定して心配してしまう。

ブームになった「引き寄せの法則」からも分かるように、ものごとはすべて意識から生まれるという考え方があります。相手を心配することで、かえって相手によくない状況を引き起こすー。

レッドチェストナットは、バッチ博士が庭の木を切りながら誤って出血したときの出来事から生まれました。周囲のスタッフが動揺し、心配や不安になったことでかえって悪化することが分かったのだそうです。

親の過保護によって子どもの自立が遅れたり、過剰な世話が相手を窮屈にさせてしまうー、といった重い想念を変換してくれるレッドチェストナット。個人的な「心配」や「束縛」から、相手が体験を通して成長していくことを願って「見守る」へと、意識をシフトさせてくれます。