2014年1月23日木曜日

偶然性は世界共通で起こっている?



タウン情報月刊zero23のコラム「浅倉かおりのオシゴト日記」2013年11月号の書き下ろしです。

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先日接触事故に遭った。

赤信号で直進して来た車が私の車にぶつかったのだが、スピードは出ていなかったので人身事故にはならずに済んだ。

10月の上旬にフラワーエッセンスのワークショップがあり、開催場所の庄内へ向う車中で参加メンバーにこの話をしたところ、同乗していたメンバーのたかこさんが、「あれ?かおりさん、その事故っていつですか?」と言った。

たかこさんは10月上旬までイギリスのフィンドホーンのワークショップに参加してきたのだが、滞在中に現地の友人も車を当て逃げされたのだそうだ。

「それがね、後になって分かったんだけど、ちょっと独特な日だったの。冥王星が逆行から順行に戻ったのが921日らしく23日は1年の中でも大きな節目になる秋分の日でしょう。ちょうどその間の22日。冥王星と秋分の日のエアポケットのような時だったのかもしれない。」と答えたところ、

「ひゃあ〜、イギリスの友人の事故も同じ922日ですよ〜。なんとぶつかった場所はかおりさんと同じ、右側のドアですっ。」

車内にいた6人全員が声を上げて驚いたのは言うまでもなく、講師の七歩子さんが「しかも〜、いま前を走っている車のナンバーを見て」というので後部座席から身を乗り出してプレートを確認すると、なんと9.22。

「冥王星に反応する人は変わり者だと思う。」

七歩子さんの一言に大笑いしたり、偶然すぎる一致に鳥肌が立ったりと、しばし盛り上がった。

もしも9月22日、世界中のあっちこっちで車の右側がこすったり凹んだりしていたとしたら、不謹慎だけどなんだかちょっと面白い。

こういう出来事を単なる偶然と捉えることも出来るけど、私は人間の意識が及ばない何かの作用があるのだろうと思っている。知らない人ともどこかで何かがつながっていたり、集合意識のシンクロだったり。

見えるものだけを信じて生きるより、分からないものを信じて生きるって難しいけれど、ちょっとした偶然性を楽しんだりすることで、感覚が豊かになっていくのだと思う。