2013年8月26日月曜日

水瓶座の満月とフラワーエッセンス(ウイロウ&ワイルドオート)




今回の満月は水瓶座。前回の瞑想会が豪雨による断水で延期になったのですが、ブルームーン(同じ星座の満月が2回あること)だったので、再び水瓶座のエネルギーを体感することができました。

新月獅子座の個性が「自己表現」なのに対して、水瓶座のキーワードは「博愛主義」。獅子座の時期、自分が主人公としてドラマッチックに生きることを意識して過ごした結果、周囲の人たちが決して自分の脇役ではなく、すべての人々が主役であり、理想の世界は全員主役のキャスティグで構成されているのだと、水瓶座のエネルギーが教えてくれます。

詳しくは別記しますが、瞑想会の翌日に開催されたホーワド七歩子さんのセミナーでも、自然界が完全な調和でなりたっているというお話がありました。
どの草木、樹木も脇役という存在はなく、すべてが自らの花を咲かせるために生きられるのは、1つ1つが中道、中庸のエネルギーだから。


瞑想会の集合エネルギーに出たフラワーエッセンスは、月の女神と関係すると言われるウイロウと、魂の指針を示すワイルドオートでした。

『ヒーリングハーブス』に書かれたウイロウ(willo)のアファーメーションは、「全ての人々が聖人や殉教者、あるいば名声がある人物になるよう求められているわけではありません。大部分の人々は、あまり目立たない役目を割り当てられています。しかし、私たち誰もが、人生の冒険と喜びを理解し、神が定めた特別な任務を快く達成するよう望まれているのです。」

ウイロウのネガティブな状態にあるときは、自分の人生を不遇に思い、不当な扱いを受けているように感じ、人生はとは基本的には試練の連続だと解釈したり、豊かさとは物質的に恵まれることだと思ったりします。

日本では、柳の下に幽霊がいて「うらめしや〜」と両手を柳の枝のようにゆらしている絵がありますが、「もっと認めてもらいたいのに・・・」「やっていることが報われない〜(><)」など、運命に対してそんな気分になっている状態です。

ウイロウは人間が使うカゴや棚、支柱づくりのために刈り込まれてしまう樹木なのですが、それは曲げやすく折れにくい性質だからこそ。生き方に柔軟性があり、1本の枝を地面に投げ込んでおけばそこからぐんぐん生長するほど、よみがえりの生命力を備えているそう。
これこそがウイロウの示すポジティブなメッセージ。日常生活やカルマにおける因果関係について考え、自分の中にある否定的な部分を認め、肯定的な側面に目を向けること。

どんな場所でもどんな環境においても、小枝をゆらしながら、風の調べを奏でるように生きていくー、そんなしなやかな意思を取り戻すことができるようサポートしてくれます。

先日、近所の公園にもウイロウがあることを発見しました。あらためて眺めてみると、一見うなだれているような姿ですが、こんなにぶらぶら小枝をゆらしている樹木もそうないんじゃないのかなと。「なんだっていいじゃ〜ん、お気楽に生きましょう〜」とまるでこんにゃく体操しているみたいで、思わずクスッと笑ってしまいました。


ワイルドオートも、ウイロウ同様、仕事のスキルが高い人に
出るレメディです。多くの能力と可能性があり、特別な努力をしなくても幸運が転がり込んだり、新しいチャンスを与えられます。それだけに、特別な何かを成し遂げようという野心や焦燥にかられ、何を選択すればいいのか悩んでしまう。選択すべき道はどれなのか。

ワイルドオートのメッセージは、広く浅くより、狭く深くを学ぶこと。大切なのは結果としての成功ではなく、方向性を決める自らの意思にあるということ。

服用後は使命や魂からわき上がる霊的な導きにフォーカスし、自分が地球に存在する意味を理解し、豊かな才能を大いなる全体のために使えるようになっていきます。



これまでの瞑想会でも何度か出ているワイルドオート。重複している部分もありますが、過去の解説はこちらです。


満月の日は光のお水を作り、その後は各自が自由に瞑想します。この日は獅子座と水瓶座という対極にあるエネルギーだったので、2つのエネルギーを同時に上下で循環させるワークも行なってみました。
初参加の方も多かったのですが、上手にできることより、なんとなくこんな感じかな〜という体感が大事☆。なので、ときどき新しいワークも行なっていこうかなと思います。


次回は9月5日(金)乙女座の新月に開催予定です。
詳しくはこちらをどうぞ。
http://hccreston.jimdo.com/瞑想会/

2013年8月20日火曜日

新月獅子座の過ごし方とフラワーエッセンス(ロックウォーターとホリー)



新月を前にしたアストロラジオでは、獅子座新月の過ごし方についてうかがいました。
東海さん的獅子座のキーワードは「思春期」。大人への目覚めと共に恋をしたり友情を育んだり、ワクワクドキドキ、世界が自分中心に回り始める時期を表しているそうです。
ですが私の思春期の思い出といえば「葛藤」。ドキドキもあるけど悶々もある。うじうじもあるし、どんよりもありました(苦笑)。

「そうですか〜。そうだったんですね〜(ノ_・。)。じゃあ思春期は撤回!ドラマ性にしましょう。自分が物語の中心人物になって過ごす、これを意識するといいと思います」

そしてもう1つ。特に月星座が獅子座だった人は、前世が王様やお姫様だった可能性があり、過去の記憶から「オレ様」「お姫様」的な振る舞いになる人もいるそう。

「本当はそのキャラクターを大事にしてもらっていいんですが、男性はともかく、大和撫子が尊ばれる日本の国で、獅子座の女性は生きにくいんですよ」と、東海さん。

「人がやれることは人に頼む。自分はなるべく何もしない」が獅子座らしさですが、結婚している女性が「獅子座だもーん」といって家事をしないのはむずかしい(笑)

獅子座の一般的なキーワードは自己表現。
獅子座のエネルギーがあるときはドラマ性を意識して、楽しいときもピンチのときも、「いいね自分!がんばれ自分!すてきだ自分!」とスポットライトが注ぐステージを見つめながら、楽しいことをたくさんするのが、何よりのパワーチャージ法。
このとき必要なのは、観客の存在。自分を観て!という場があると燃えるので、個人のブログやFacebookもいいでしょうし、仕事やサークルなど、何か社会と関わりを持った活動を行なうのがいいかと思います。


獅子座のエネルギーが降り注ぐなか、集合エネルギーに出たフラワーエッセンスは、ロックウォーターとホリー。結構ヘビー級のレメディーです(笑)

ロックウォーターのキーワードは「完璧主義」。
立派で力強く活動的でありたいと願い、自分は人々の手本であることをアピールしたいと望んでいるときが、ロックウォーターのネガティブな状態です。人としていいことなのでは?と思いがちですが、これが光と闇は表裏一体であることを示唆するフラワーエッセンスの特徴でもあります。

人を含めた自然界の生命はみな1つであり、深い意識の領域においては皆がつながって循環しています。
外側に向う「行い」によって自分の価値を得るのではなく、まずは「在る」を大事にすること。自分を鼓舞して前面に押し出さなくても、はじめから偉大な力は自分の内側にそなわっていることをロックウォーターは教えてくれます。

加えてジュリアン著の『ヒーリングハーブス』には、「全ての人々が、それぞれ独自の方法で完全性を見いださなければならない、という視野を広げてくれる」とあります。

独自性。
誰かより偉くでもなければ、誰かより高くでも大きくでも多くでもなく、まっすぐだろうと曲線だろうと、他者と比べず、他者が望むものでもない、自分流のアプローチと着地点を目指すこと。

太陽を守護惑星に持つ獅子座の強みは、圧倒的な自己肯定力だそう。魂が磨かれた状態では、ほめてもらう為に何かを行なうのではなく、存在そのものの表現力で、癒しや喜びのエネルギーを放出できるのだと思います。


もう1つのフラワーエッセンスはホリー。
38種の中でも特に重要なレメディとされていて、キーワードは嫉妬や復讐心、憎悪、羨望、恨み、敵意など、人間のもっとも強い感情であり、誰もが持っている深い闇の部分でもあります。

獅子座は弱音をはかない美学も持っているので、困っていても悩んでいても、そうは見えないところがあります。ですから、常に順風満帆でオレ様で生きているように見える獅子座のエネルギーに接すると、私たちは時にホリーが示す感情が湧いてしまうかもしれません。

ホリーのエッセンスが出たときは、いよいよ自分を掘り下げる時期。自分の否定的な感情を見つめ、認めることで、大いなる愛の世界を求めるようになるはずです。

バッチ博士は「ホリーは、私たちを普遍的な愛情を得られるようにしてくれ、私たちの心を開き、私たちを神の愛に結びつけてくれる」と言っていたそうです。

愛を得たいと願うなら、まずは自分から愛を与え、賞賛を望むなら、先にたくさん誉め称える。交換条件でもなく、意図的でもなく、自然体で。
ホリーを服用することで、大いなる太陽のようなエネルギーを、自分にも他者にもたっぷり注げるようになるのだと思います。

『バッチの花療法』に、ホリーの効果を促進する方法と紹介されていたのは2つ。
「心臓のチャクラを刺激するヨガを行なう」
「恋愛をする」
ハートのチャクラを開いて愛を学ぶことの大切さが、ホリーのメッセージです。

エッセンスを飲みながらグラウディングと新月のアファメーションを行なって、瞑想タイムへ。
朝の瞑想に向いている鼻を使った呼吸法を発見したので、みなさんと一緒に行なってみました。朝じゃなくても、牡羊座や獅子座、天秤座、射手座など、元気系や思考が活発な星座のときには向いている方法のような気がします。

メインの瞑想は獅子座のためか、わっしょいわっしょいなエネルギーヽ(=´▽`=)ノ
いつも放置プレイな瞑想会ですが、とはいえ少しまとめた方がいいのかなと思って調整もしてみましたが、あんまりまとまらなかったみたいです(爆。笑)

2013年8月19日月曜日

下弦の月とセラトー&マスタード


 


723日に予定していた満月の瞑想会。
山形県内は豪雨のためにダムが濁り、6市町村で数日間の断水がおきました。3.11の学びを忘れないようにというお知らせだったのかもしれません。


1週間後の下弦の月に開催し、アストロラジオでもお伝えしていましたが、奇しくも天体に「水」と「土」の六芒星が描かれる時期とかさなる日になりました。

奇跡が起こるかもと言われていたこの時期、ハッピーな出来事を体験した人がいたのと同時に、自分の苦手なものに向き合うことになった人、より本質的な生き方を考える時期だった人などもいらしたかと思います。
私たちが一般的に「いいこと」と「悪いこと」と分けて捉える出来事でも、宇宙的には同じ根本を示唆していることも多いような気がします。
「怪我の功名」とか、「雨降って地固まる」にも近いかな〜。

私自身も奇跡はありました。
継続してフラワーエッセンスのお手伝いをさせてもらっている方の中で、大きなギフトを体験した方がいたのです。
もちろんご本人が何もせずに、フラワーエッセンスがすべてを解決した訳ではありません。
メッセージを通してご自身のネガティブな部分に目をそらさずに、ときに葛藤や感情の塊を爆発させそうになりながらも、問題の本質に向き合ってきたからこその結果です。

時に、自分は何をするために地球に来たのだろうと、人生は試練の連続にようにしか思えないときもありますが、内面のもっとも深遠な部分までたどっていこうと決めた人たちは、実にシンプルな想いやエネルギーが待っているんだなーと、何名かの方々のまさに奇跡的な変容や出来事を通して教えていただきました。

今回の集合エネルギーにでたのは、セラトーとマスタード。
セラトーのキーワードは「内なる声」や「直観」。
人は何かを判断するときに「こうだ!」とひらめきや強い欲求がわいてくるものですが、世間体を気にしたり古い思考パターンがもたげてくると、自分の新しい考えに確信が持てなくなってしまいます。
こんなとき、みんなはどう思っているんだろうと周囲にあれこれ質問をしてみたり、ヒントを得るためひたすらネットサーフィンを繰り返したり、著名な人の本などを次々読んでみたりして、ポジティブな状態にあれば自分なりの結論を出せるのですが、セラトーのネガティブな状態にあるときは、どれもが正しいように思え、ますます混乱していきます。

この日の月は牡牛座にあり、牡牛座は場の空気を読むのは得意なんですが、自分の直観となるとどうも自信が持てなくなるタイプも多い気がします。
私も月星座が牡牛なので、お太陽星座(牡羊座)で活動しているときはことのほかスピーディーで、フラワーエッセンスでいえばインパチェンスのモードで行動しますが、月星座(素の自分)としての牡牛座がはたらくと、しばしばおっとりになってドジも増え、失笑をかうこともしばしばです(これは私の場合だけかな^^;;

セラトーの服用後は、自分を導くのは自分自身であることに気がつき、抽象的な考えと具体的な考えをうまく調整することができるようになるとされています。

水のグランドとラインと地のグランドトライン。ブルーの花を咲かせるセラトーのエネルギーが、しっかりと六芒星の調和をはかってくれたのかもしれません。


もう1つはマスタード。
一般的には鬱々とした状態にあるときに出ると言われていて、いくつかの文献には、表層的な問題ではなく、魂の歴史やカルマに関わるという説明がでてきます。
パインなどもそうですが、それだけ深いエッセンスであるからこそ、マスタードがでたときは、人間として大きく成長する時期にさしかかったことを教えてくれるのです。

『ヒーリングハーブス』の本によると、それは何年もうまっていた種が、突然地上に芽を出す植生から説明できるとか。「今か今か」と環境が整うのを待つ、何千何百もの種たち。そこにチャンスが巡ってくるのは、畑が耕されたり道が作られるときで、いったん芽が吹き出せば他の植物がどんなに奮闘しても、あのぴかぴかに輝く黄色い花が一面を埋めつくしてしまうそうです。

この日マスタードがでたのは、六芒星という人生の中でめったに遭遇することのないエネルギーのもと、「今まさに、新たなるステージへ向うタイミングが到来したよ!」という合図だったといえるでしょう。

太陽は自己表現が得意な獅子座に入り、まさに「ザ・自分」のエネルギーが注がれている時期において、マスタードが示す大いなる喜びを体現できるようサポートしてくれたのだと思います。

光のお水を作り瞑想した後は、水漏れが発覚し、安定しない福島の原発に対して祈りの時間を持ちました。

瞑想会が終わった翌日、参加してくださった方のお一人からメールがあり、「そういえば昨日野菜のからし菜(マスタード)を買っていたんでした!メッセージはすでに始まっていたんですね〜」と書かれていました。

大事な教えはエラいマスターからの啓示だけとは限りません。私たちの日常にあふれているサインをどのくらいキャッチできるか。内なるひらめにきちんと敬意をもって向き合えるか。それが前述のセラトーのメッセージでもあります。

この日はマクロビ男子による奇跡が起きる玄米おにぎりのおやつ付き。お腹もハートもみたされました^^