2014年3月28日金曜日

人生にとって大切なのは「能力」ではなく「選択」すること。


ワークショップ前のまっさらなマインドメニュー。
ここに選択したいことを書き出していきます。

月刊zero23 2013年10月号書き下ろしです。

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今年も春分と秋分の時期に行っている『マインドメニューづくり』を行なった。
夏至と冬至も合わせて4つの節句は、地球のエネルギーが大きく変化するとされている。秋のマインドメニューは来年の春分までの半年間、自分が何に取り組むか、何をお休みするかを潜在意識に働きかけて分類していくワークショップだ。

先日、『兄帰る』の上演があり、舞台演出家の永井愛さんが書いておられたご挨拶文の一部が、これを開催している理由と合致していた。

—「選択」については、『ハリーポッターと秘密の部屋』に、有名なくだりがありますね。魔法魔術学校のダンブルドア校長先生は、ハリーにこう言って聞かせます。

「ハリー、自分がほんとうに何者かを示すのは、持っている能力ではなく、自分がどのような選択をするかということなんじゃよ」—。

では、選択したいことは何なのか。
見栄でもなく、誰かの勧めや期待でもなく、自分が心からやりたいこと。本質の望みを選択するのは意外にむずかしい。

マインドメニューは、これから行なってみたいことや現在継続しているもの、例えば、何かの教室、趣味、仕事内容、恋愛などを1項目ごとに紙に書き出して、O—リングと二重盲検法を使って確認していく。O-リングは患者さんに適切な種類や量を処方するために開発された方法で、サプリメント、衣類、食材など自分に合うものを選びとれる。

基本のO-リングはペアになるのだけど、一人でもできる手法も取り入れ、簡単なチャネリング形式のイメージワークも行なった。チャネリングというとむずかしそうだけど、場が整っていれば初心者でもある程度は行なえる。

今回はどのワークも順調に進み、時間の余裕ができたので、オラクルカードで一人ひとりがメッセージも受けとった。あっという間の2時間半でした。


2014年春分のマインドメニューは4月29日。
詳細はこちらです。
http://hccreston.jimdo.com/ワークショップ/マインドメニュー/

2014年3月24日月曜日

牡羊座・新月の過ごし方



春分の日はフラワーエッセンスの個人セッションでした。
直接お会いした方、遠隔の方合わせて8名の方々それぞれに、ドキドキしながらもちょっと震えながらも、私はいまここに立ち自分の足で進んでいくー。そうした時期にいらっしゃる方も多かったです。

春分は個人的にもいよいよ本格始動という気持ちになります。部屋のそうじがしたくなったり、人に会う気持ちがでてきたり。

翌日は占星術の東海豊さんを迎えてのアストロラジオ&アストロカフェ。
今月のテーマは「牡羊座」。「生まれた瞬間のエネルギー」です。

「私は牡羊座」といっても、個人を見た場合には他の惑星の影響も受けて構成されていますから、これから上げる全てがあてはまる訳ではありません。
私も牡羊座ですが、太陽、月、水星、金星が、天秤座の気質を表す7ハウスにあるので、牡羊座なのに「バランスを気にする」というやっかいな配置です(苦笑)

それをふまえつつ、
牡羊座のあるある気質を挙げていくと、「まっすぐ」「隠し事ができない」「空気がよめない」「1番先に進みたい」「物怖じしない」「新しいことに躊躇がない」「まずやってみる」「結果を気にしない」ので、「取り扱い説明書を読まないでいじりはじめて壊してしまう」。でも「深く落ち込まない( ̄▽ ̄)ゞ」
「あきっぽい」「熱しやすく冷めやすい」「根にもたない」。赤ちゃんが教えてくれる「ピュア」や「屈託のなさ」があり、「陰口が苦手」「執着がない」「ジャッジをしない」ので、「苦手な物や人も前にしたとき、相手の欠点をあげてそれを理由に嫌うのではなく、なんだか自分には合わないだけと距離をとる(・⊥・)/」
「宇宙のすべてが自分の中にある感覚」、常に何かとつながっていることからくる「根拠のない自信」「全幅でゆだねる」「直観で生きている」などなど。

アストロカフェでは、ある週刊誌に書かれていた芸能人のランキングで、女性が嫌いな女性ベスト10の中、6人が牡羊座だったというお話もありました(苦笑)。どの人も気が強そうで人に媚びない、悪びれないタイプです。
そこに書いてあった牡羊座の三拍子ならぬ三拍気は「短期、勝ち気、生意気」だったとか。

牡羊座のエレメントは「火」で守護星は火星。「戦闘の星」と言われるマースなので三拍気も納得ですが、牡羊座が闘っているのは他者ではなく、たいていの場合は自分です。ときに勝ち負けにこだわることはあっても、負けを気にせず、次の展開を考えていく。そして相手にとって好印象になるかどうかはケースバイケースですが、失敗した時には実にあっさり謝ります。私としては、「勇気、無邪気、好奇心」の方がしっくりくるかなぁ。

「パイオニア」「リーダーシップ」というキーワードもある牡羊座。と言っても人をまとめる力があるとか、トップというポジションや周囲の評価を求めている訳ではないのです。どちらかと言うと、誰もやっていないステージへ躊躇なく飛び込んでいった結果、自然と周りに人が集まっていたという感じ。

25歳頃の頃の話ですが、東京からUターンしてきたばかりのとき、夜の8時になると人が誰もいなくなる町を見てこれまでとの生活にギャップが生まれ、ちょうど同じ時期に戻ってきた友人3人と劇団を旗揚げしようという話しになりました。
当時市内には老舗クラスの劇団が2つあり、その1つのAという劇団の公演をお手伝いしたことがきっかけで、自分たちもオリジナルの芝居をやってみたくなったのです。
A劇団の代表の方に「自分たちも劇団をつくることにしました」と、ご挨拶にうかがったところ、言われた言葉は、「旗揚げなんてそんな大変なことやめなさい。できたところでせいぜい1回か2回だろうし、継続なんて無理だから。うちの劇団に入って一緒にやればいいでしょう。」 

その瞬間、私の中の牡羊座にスイッチが入りました(笑)
「無理」と言われたことでゴオオオーッとやる気がわいたのです。じゃあ、絶対に3年間は続けよう。いいだしっぺの一人として副座長になり、それから20数年「お母ちゃん」と呼ばれながら、副座長の役割は続きました。
ただ自分の遊び場がほしくて立ち上げた劇団でしたが、結果的には支えてくれる団員が徐々に増え、そこで出会ったメンバーは私にとって家族のような存在になっています。

また、春の季節そのままの「明るさ」「光を運ぶ」「あるれるパワー」「生命力」も牡羊座の個性。
「牡羊座の人がやってくるとその場が明るくなったり、幸せな気持ちになったり。それを計算なしでできるのが、牡羊座です。」と東海さん。
「純粋無垢」「天真爛漫」「ありのまま」が牡羊座の3大ワードだそう。
「純粋無垢」は仏教用語で、すべての執着を手放した状態。「天真爛漫」はかたちがあるものにとらわれることなく、物事が広がっていくこと。

牡牛座に入っていくと肉体と五感を使いはじめて、3次元の社会へ適応していくための発達が始まりますが、牡羊座はまさに生まれたばかりの赤ちゃんそのもの。
動物と違ってすぐに自力で立つこともでないし、母親や周囲の大人達に完全にゆだねきって育ててもらいます。
なかなか思い出すことはできないですが、生まれたばかりの頃の自分は、大泣きし、ごくごくおっぱいを飲み、ぐっすり眠り、ひたすら自分が成長していくことに集中していたはず。
その精一杯な姿に、周囲は癒され、元気をもらい、無条件の愛を惜しみなく注ぎます。


「いまここに在るだけ」。
この実にシンプルで根源的なパワーを表現しているのが、牡羊座です。

この時期の宇宙はたくさんの惑星が牡羊座に集まって、「牡羊座まつり開催中」なのだとか。
私の周囲でも発熱や事故、体験したことのない取り組みなどで調整をはかっている方がいますが、次のステージに向うためのウォーミングアップなのでしょう。

この時期に行なうとベストな事柄として、
まず1つめは、ウォーキングやヨガなど好きな方法で身体を目覚めさせていくこと。
2つめは、直観を使うこと。思考型で直観が苦手な人は飽きるまで悩んでから最初のアイデアを優先させたり、それでも決まらないときはあみだくじ♪
3つめは今後どうしたいか、自分の願いやビジョンを宣言することが上げられました。

31日は牡羊座の新月。
この日のアファメーションは特に重要な気がします。
牡羊座が持っている純粋な「自己肯定力」を活かし、これから始めたいものごと、自分が生まれもってきた本来の気質、自分とは何かを再確認してみる。

上記のあるあるキーワードを参考にして、「私は私として存在する」「私は直観に従う」「私はジャッジしない」「私は始める」などを宣言するのがいいかと思います。

この日は久しぶりに瞑想会も開催予定。どんな集合エネルギーになるのか楽しみです。