2014年9月22日月曜日

秋分&天秤座の時期の過ごし方。





9月のアストロラジオ&アストロカフェのテーマは「天秤座」。



天秤座を人生に例えるなら「結婚」。なので「契約」や「パートナーシップ」といったキーワードが出てきます。
いろいろな本を読むと「人間関係が得意」と書かれているのですが、私が個人セッションをしている中で受ける印象としては、天秤座の人ほど人間関係に悩んでいるような・・・?(人生の悩み事の多くは人間関係ですが、星座によっては自分がどうあるべきか、社会的役割がどうあるべきかがテーマだったりもします。)


得意というより、意識がそこに向きやすいのでは?と聞いてみたところ、「天秤座は人間関係のバランスを取る能力を持っているんですよ。持っているものは使いたくなるので、そこに取り組んでいくんですね」と東海さん。

心の中に物差しを持っていて、一対一の心地よい距離感を計っているのだそう。



その振る舞いは「貴族的と言われるそうで、たしかに社交パーティでダンスを踊るシーンを思い浮かべると、ほかのペアとぶつからないよう周囲に気を配りながら、優雅にステップをふんでいます。

べたべたした関係よりは、自分と他者の間に程よい風が流れている状態が心地よいんですね。


貴族的な要素ともいえる、もう1つのキーワード「対等」。

乙女座は目上の人には敬意を払い、年下の面倒をみるような上下関係を大事にしますが、天秤座は年齢や肩書きを意識しないやりとりを好みます。相手に対して王様になったり家来になったりすることなく、同等の立場でパーティーを楽しみたいと思っているのです



社交の場では話し合いや情報交換も活発で、成熟した天秤座になると自分の意見だけを押し進めることも、気を使って発言を飲み込んでしまうことなく、対等な議論が出来るようになっていきます。男性はエスコート上手、女性もその場をいい具合に盛り上げていくとか。



他者がいて初めて良さが出てくるので、実社会でも自己実現と同時に美しい組織づくりを目指します。トップに立って指示を出しながら仕切るスタイルより、同等の立場でチームの調整役として働く方が向いているようです。
天秤座って、いろんなチームに加わりながら調律をして、地球のバランスを整えていく役割なのかな。お互いの違いを認め、尊重しながら能力を発揮する場所ができると、天秤座は気分よく輝くような気がします



また、金星を守護星に持つだけに、美意識の高さも特徴の1つ。おしゃれな人が多く、職業もデザイナーや美容師、洗練されたかたちを作り出すジャンルを選ぶ傾向もあるようです。



アストロカフェ後半では、「天秤座がやってはいけないこと」「天秤座にやってはいけないことや言ってはいけないこと」「天秤座が喜ぶこと。うれしいこと」についてお話をききました



天秤座がやってはいけないことは、自分を低くおくことと、相手に求め過ぎること

「天秤座の人たちはどう振る舞えばいいのかを知っているので理想も高いです。つい相手に対しても求めるようになりますが、周りはそれほど出来ないということを知る必要もありますね」。



天秤座に言ってはいけない言葉の1つ目は、「早く決めて」。

天秤座は風のエレメントなので思考型。自分の内的会議の時間が長く、顔には出さなくてもかなり色々なことを考えています。なので急かされるのが苦手です。早くできない訳ではないですが、急かされることに苦痛を感じるのかもしれません。



2つ目は、「あなたはどうしたいの?」。

相手ありきで考える星座なので、先にゼロから決めるよりも、いくつかの素材や選択肢があると結論を出しやすいのだとか。



天秤座のお子さんがいらっしゃる親御さんも何名か参加されていて、「あら〜、言っちゃいけないこと、してはいけないこと、やっちゃってました〜(苦笑)」という発言も。
そういう場合はどうしたらいいかといったやりとりもあり、親と子の星読み講座もいつかやりたいなーと思った次第です。
(ちなみに、子どもの頃は太陽ではなく、月や金星の星座でみます。)

天秤座にとって嬉しい言葉は「センスがいい」「美しい」「カッコいい」といった美意識や、「あなたがいると整う」といった役割を評価されること。



参加者お一人お一人からも「どんな言葉を言われたらうれしいか」を話していただきましたが、見事に星座の個性が表れていて興味深かったです。



そして秋分は、願ったことをかたちにしていく時期。
「社会に出していくと、当然批判や批評もついてきます。天秤座は批判されても議論ができるパワーを持っていますから、反対意見がでてきたとしても自分の考えを引っ込めないこと。」
世間体や感情論に左右されることなく、自分のビジョンを信頼することが大切なのだと思います。


次回は蠍座。天秤と蠍座が人生の中でも一番長く、ある意味やっかいな、そして大事な要素を教えてくれるような気がします。




アストロカフェは1018日(土)14:30〜、
蠍座新月の瞑想会は10月24日(金)18:30〜
(瞑想についてはこちらをどうぞ)
http://hccreston.jimdo.com/%E7%9E%91%E6%83%B3%E4%BC%9A/%E7%9E%91%E6%83%B3%E4%BC%9A%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/

会場は「みんなのそらいろ」。

はじめてのフラワーエッセンスは10月2日(木)18:30〜
詳細はこちらをどうぞ。
http://hccreston.jimdo.com/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%B9/%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC/

会場は「クレストンカフェ」
http://www.meigetsuso.co.jp/kannai/02_cafe.html


なぜかこの日の会場には、天秤座にぴったりのバランスボールが置かれていました(笑)。

2014年9月3日水曜日

水瓶座の新月とホリー&ゲンチアン




2013.02.25

2月10日(日)は旧暦の元旦、
2013年最初の新月(水瓶座)の瞑想会が開催されました。

水瓶座のキーワードは「理想のスペース」「仲間」
「自由」「独創性」「平等」などがあり、
一般の人とは違う発想を好むため、
「宇宙人」とか言われちゃう人もいます(^^)
ホロスコープに使われる水瓶座のアイコンが
2本の波線になっているように、
水瓶座は「波動」を表し、
近代では「インターネット」といった
キーワードも加えられているようです。

集合エネルギーに出たエッセンスは、
2年草の「ゲンチアン」とヒイラギの葉で知られる「ホリー」。

「ホリー」は嫉妬や妬み、復讐心、憎悪、疑いといった気持ちに
とらわれている人の悩みを助けるエッセンスで、
考え方や影響力に過敏な状態にある人に作用します。

水瓶座の人たちが一見とても冷静な態度をとっているのも、
自分自身に向って来るエネルギーに対して
敏感に反応することを知っているため、
ある種の防御が働いているのかもしれません。

男女、親子、友人同士など、
生きている間には、
誰もが1度は愛と憎しみの葛藤を経験します。
大いなる愛に満たされているときは誰もが同胞と思えますが、
愛のエネルギーは強力なゆえに、
滞ったときには前述のような感情が生じます。

ホリーがでたときは喜ばしい状態であり、
人として大きな成長の時期がきていることを示しているそうです。

ヒーリングハーヴスの本にあるアファメーションでは、
「最終的に、全ては愛と優しさを通して得られるでしょう。
 自分の内に、この2つの性質を充分に育むことができたなら、
 誰にも脅かされることはなくなるでしょう。
 なぜなら、抵抗する気持ちではなく、
 いつも憐れみの心を持つことになるからです」
と、記されていました。

もう1つの「ゲンチアン」は、
いまの自分に自信が持てない状態のときに出るエッセンスですが、
『バッチの花療法』という解説書では、
ーゲンチアンは神と信仰に関連しています。ー
というかなり独特表現で始まります。

さらに要約して書き記してみると、

ー宗教的な意味だけでなく
 広い意味での信じるという概念に関わっていて、
 無意識のうちに高次の自己を拒絶し、
 ものごとを人格レベルで判断し、
 自分の頭の中だけですべてのことを把握しようとするのです。
 分析し、熟考し、探求しますが、
 絶え間ない思考活動は
 ふつう思わしくない結果に終わるようです。ー

ーゲンチアンのマイナス状態にいる人は、
 疑いを持てば否定的な結果しか
 生まれないことが分かっていませんし、
 否定的な考え方や心配ごとをしていないと、
 かえって居心地が悪くなってしまいます。ー

思考力があるにもかかわらず
使い方が適切でないため、
自分の道を信じることができなくなってしまう。
こんなもったいないことはありません。

処方することで
健全な懐疑主義者でいられるようになり、
大いなる全体の中の秩序にも葛藤があって
そこにも意味があることを理解し、
自らの葛藤も受け入れ、闇の中にいても
絶望しないで進んでいけるようになります。

ゲンチアンは些細なことが原因でナーバスになり、
落ち込んで学校に行かない子ども達のために
役立つことも証明されているそうです。

ー丘の上の草地に咲く小さなゲンチアンは、
 しっかりと自分の目的を持ち続ける
 手助けとなってくれるでしょう。
 そして、たとえ空が雲で覆われているときでも、
 幸福な希望に満ちた展望を抱かせてくれるでしょう。
 ゲンチアンは、どんなときでも勇気を与えてくれ、 
 私たちが最善を尽くすのならば
 結果はどうあれ、
 決して失敗はあり得ないことを理解させてくれるのです
 (Drバッチのヒーリングハーブスより)ー


この日の瞑想会は
春分の日からの過ごし方に備える
スペシャルバージョンとして、
マインドメニューのワークショップを行いました。

今年の秋分の日まで、
自分が取り組んでいくものごとは何か。
瞑想とオーリングを活用し、表面意識ではなく、
潜在意識に働きかけて選んでいきます。
すると意外なものが拡大になったり、
その一方で縮小するものがでてきたり。

昨年の秋分の日に私が作ったマインドメニューは、
やりたいことはたくさんあったにも関わらず、
ほとんどが現状維持と縮小すると出てしまい、
かなり不本意な内容になっていました。

「なぜなんだろう」と少々ふてくされ気味に
自分のメニューを眺めていましたが(苦笑)、
その後体の変調がはげしく、
結果的にはマインドメニューの通り
何も取り組めない状態になったのです。

今回でこのワークショップは3回目になりますが、
それ以前からクレストンのオーナーたかこさんとは
自分用のプランづくりとして作成していました。
ここ数年製作してみて気付いたことがいくつかあります。

前回はまさに予言のような結果になり、
1つにはそういう要素もあるのだと思います。
ただし、マインドメニューの「拡大」は、
=「成功する」「思い通りになる」という
短絡的な意味ではないようです。
もっと重要なことは、
その項目に対して意識をむけて
取り組んでみること。

今回の瞑想会でも自分のガイドから
メッセージを受けとる時間を取りましたが、
そのメッセージに対して
「そうすると上手くいきますか?」という
質問はしないことをルールにしています。
ただ受けとる。
ただ感じとる。

後は自分自身が3次元という日常の中で
さまざまな体験を通し、自ら答えを見つけていくことが
大切なのではないかと思うのです。

そして「縮小」について。
これもまた「今はやめた方がいい」
というストレートなサインの場合もありますが、
そのことに対する「執着心を手放す」
という意識の部分を示唆している場合もあるようです。

「もういいや」と思ったとたんにパートナーが表れたり、
子どもを授かったりする話しはよく聞きます。
会社の机を離れたとたん、
トイレやお風呂に入ったときに
新しいアイデアが生まれることもあります。

書きだした項目を一度棚上げにして、
少し距離を置いてふかんして眺めたり、
これまでとは別の視点で解釈してみたり。
とらえ方を変更してみることで、
これまでとは違う目的が見え、
もっと楽しめる取り組み方に気付くかもしれません。
縮小にはそんな解釈も含まれる気がします。

今回はワークの合間に3種類の瞑想を行なって、
ワークがよりスムーズに行なわれるよう
内観の時間を過ごしました。

蟹座の満月とスクレランサス&オーク




2013.02.21
12月28日は満月(かに座)の瞑想会でした。
集合エネルギーに出たフラワーエッセンスは
「スクレランサス」と「オーク」。

「スクレランサス」のキーワードは
「不安定」や「優柔不断」など。
二者選択において、極から極へ
大きく揺れ動くタイプの人に出るエッセンスです。
人から意見を求められると、
AにもBにも「いいですね」」と答えてしまい
矛盾した人に思われてしまったり、
公務員の男性と出会えば
安定した生活が約束されるとときめき、
起業家の男性と出会えば、
刺激的な日々を送れそうと心を躍らせ、
交際に発展しないまま終わりになってしまったり。

けれどスクレランサスの人はどんなに時間がかかっても
自分で結論を出そうとするので、
上と下、右と左などを行き来しながら
長い間一人で悩み続けます。

本来感情のアップダウンが激しいかに座の人も
社会に出ているときは平静でいようと努める分、
内面でぐったり疲労してしまうことがあるようですが、
スクレランサスはかに座の心痛を癒してくれたのかもしれません。

そしてもう1つ、
ーさらに興味深いのは、スクレランサスの根です。ーと
七歩子さんの著書『フラワーエッセンス ヒーリング』には記されており、

ー私たち人間にとっては、この世とのつながりで、
 その元である両親との関係を象徴していると考えられます。
 暗い大地の中にある根の存在は、
 自分のルーツ(root)である先祖からの影響力も含め、
 目には見えないけれど確かにある
 私たちの血族とのつながりを指し示します。ー

2012年最後の瞑想会において、
ご先祖様への感謝の気持ちもサポートしてくれたのでしょう。

そして「オーク」のキーワードは「限界を受容する」。
多くの重荷を引き受け、
けっして諦めることなくがんばり、
戦い続けている人を癒すエッセンスです。

特に社会的役割が大きい男性や
経営者、責任感が強い人によく出ます。
仕事納めまでの慌ただしさや、
年賀状の準備、大掃除そしてお正月の準備と
所用が増える時期でもありますし、
オークによって、一年のすす払いが行なわれたのかもしれません。

オークが処方される人に共通しているのが、
エッセンスがでたときに
「私、そんなにがんばっていないですよ」
という言葉が返ってくること。

これがまさにオークのネガティブな状態で、
肉体や無意識の領域では悲鳴をあげるほど
疲労しているにもかかわらず、
強靭な精神力で乗り越えようとしているため、
苦痛に対して無感覚になっているのです。

仕事が出来る人は頼りにされがちですが、
それが周囲の成長をうばっている場合もあり、
引き受ける許容量が多いからといって
仕事全体のプラスになっているとは言えない場合もあります。

オークを使い始めたとき、
栄養ドリンクを飲むように
再び活力が湧いてくる訳ではありません。
むしろベクトルは反対へ動き、
奥底で自分が求めている
休息のモードへと移行していきます。
むやみに抱え込もうとせず、
自分の限界を自覚して、
負担を分かち合うことのすばらしさに気づく人もいます。

2012年最後の瞑想会では、
1年を振り返るシェアリングの時間も作りました。
参加してくださった方の、
瞑想を通した貴重な体験や感想をうかがうことができ、
私にとっても気付きの多い時間になりました。

双子座の満月とスイートチェスナット)




2012.12.27
11月28日は満月の瞑想会でした。
この日でたフラワーエッセンスは
なんと「スイートチェスナット」。
バッチ博士がこの研究と通して
最後に見つけたエッセンスでもあります。

解説本によると、バッチ博士は
「魂が崩壊するように思える
恐ろしい心理的な絶望感に対する治療薬」
と解説しているそうで、

今まで不平も言わず
勇気と希望を持って闘ってきましたが、
もう力尽きて、何もできずにじっとしているだけ、
巣から落ちた雛のようになす術がない状態、
周りには混沌と破壊以外に何もない、
忍耐と辛さの限界ー
などと記されています。

このような表現を読むと
相当な絶望の縁にいるかのようですが、
深いレベルの内面で起きることが多く、
本人の自覚がなかったり
無意識で他人に気づかれないよう
必死に努力しているため、
周囲がそれに気づくことも
そう簡単ではありません。

なぜこのような状態が起きるのか。
自分自身と向き合い
自分の本質を見つめる時期であったり、
内面の変化に抵抗する最後の試みが起きていると
考えられます。

以下、バッチの花療法から、
ポイントになるフレーズを拾ってみました。

ーもう1度希望に満ちた朝を向かえるためには、
 この長く辛い闇の中を通らなければなりません。
 (中略)
 固定観念の殻を破って、
 新たな意識を人間が受け入れるには、
 空間が必要だからですー

ースイートチェスナットは、
 長く続いた破壊的な人間関係からの解放のように、
 成長の新しい段階へと導き、
 純粋に霊的な意味で
 成長していく過程にある人を守ってくれますー

ー処方することで
 人間は孤独であるとはどういうことなのかを学び、
 完全に自分自身に頼ることによってしか、
 意識の違うレベルへ到達できないことを理解し、
 (中略)
 何も執着せず身軽でいるために、
 すべてが取り去られていくのだということに気づきます。
 そしてすっかり生まれ変わるには、
 自分を完全に委ねなければならないことも悟りますー
               

実は私の場合、
スイートチェスナットは
ほぼ毎年11月から12月にでるため
「年末調整のエッセンス」と呼んでいます(笑)

人間の寿命より遥かに長い、
千年以上も生きると言われている
スイートチェスナットの樹木は、
深い溝を縦に刻み
ゆるやかにねじ曲がりながら生長していくそうで、
今生を超えた古い傷を癒す力があるのかもしれません。

そして、
たとえ限界を超えた試練があったとしても、
「生きること」そのものが
道であることを教えてくれます。

この日の瞑想会は部分月食もあり、
大きい浄化と天のエネルギーとの同調の時として、
特別なエネルギーに満ちていました。
だからこそ、こうした深いレベルを癒す
エッセンスがでたのでしょう。

光のお水をつくり、
大雪による北海道の停電が続いていたときでしたので、
極寒の中で暮らす方々へむけてのお祈りも行ないました。

射手座の新月とヘザー




Regular 2012.12.14
12月13日は新月(射手座)の瞑想会。
出てきたフラワーエッセンスは
「Heather(ヘザー)」でした。

ヘザーのキーワードは、
「孤独感」「自分の問題で頭がいっぱい」
「極度の自己的な感情移入」など。

「誰でもよいから側にいてくれる人を欲しがり、
 一定の期間一人でいると不幸に感じてしまう」
「自分の状況を周囲に分かってもらいたい衝動にかられ、
 抵抗できない」
「まわりの注意を引きたがる、
 愛情に飢えている子どものよう」
(「バッチの花療法」より)など、
外交的な人と内向的な人では異なりますが、
誰もが一時的にこうした状態になるそうです。

外交的なタイプは、
誰かに電話をかけて延々と自分の問題を説明したり、
待合室で隣に初めてとなりに居合わせた人にも
自分が体験したことを事細かに話し続けたり、
いまの時代であれば、片時も携帯がはなせず、
ひたすらTwitterでつぶやき続けたりすることも
当てはまるかもしれません。
内向的なタイプは、口数は少ないものの、
両手を振って存在価値を認知して
もらいたいような状態であることに
周囲の人が気づきます。

ホワード七歩子さんの著書
「フラワーエッセンス ヒーリング」には、

ー単なるこの世的な人恋しさとは違い、
 人間の魂に潜む根源的な渇望感にかかわるものー

ー大地の裂け目からのぞき込んだときに感じる
 果てしない闇のようー

とあり、

趣味のサークル活動にいそしんだり、
賑やかなパーティーに出かけるだけでは埋められない、
ヘザーの状態は心が嗚咽するような感覚とも言えます。

昨年、劇作家の鴻上尚史氏が新聞に寄稿した
「成人するあなたへ」という記事があります。
サブタイトルは「本物の孤独と出会おう」
http://www.geocities.jp/kayakoyufuin/photo/seijin.jpg

孤独には、
「本物の孤独」と「偽物の孤独」があるということ。
鴻上氏の文章を読んだとき、
ほかの樹木が育たないようなやせた土地や砂丘でも群生する
ヘザーの逞しいメッセージにぴったりだと思いました。


射手座のキーワードは
「冒険」「探究心」「海外旅行」といった
アクティブな言葉が並び、
射手座はケンタウルスに乗った人間が
弓矢をかまえている姿で表されています。

例えば、たとえ団体旅行であっても
気づきや変容はあくまで個人に起こるもので、
自分自身の本質に出会うアドベンチャーは、
とても孤独な作業です。

けれど自らの目的地を定めようと思うなら、
自分の力で弓を引き、
自分で弓矢を放つしかありません。

ヘザーは「個」としての自分に
敬意をはらい尊重するよう、
光を注いでくれるように思います。

「できるだけ遠くに行きたいのが射手座の性格」
と言われますが、
この日は瞑想によって
「できるだけ自分の深いレベルへいけるように」
とヘザーがサポートしてくれたのでしょう。

2012年最後の新月ということで
エンジェルカードも引いていただき、
それぞれに方にふさわしいメッセージも
うけとっていただきました。

牡牛座の満月とホワイトチェストナット



 2012.12.11
10月の満月の瞑想会は
アリゾナから帰ってきて
4日後の30日(火)が開催日でした。

帰国してすぐに浄化作用が始まってしまい、
しかも牡牛座の満月なので、
フィジカル(肉体)に反応がでるのも最もなこと。

週末はずっと寝て過ごしていたので、
クレストンの場所まで運転していくことも
肉体的にはかなり不安な状態でしたが、
グランドキャニオンや
モニュメントバレー、セドナで得られた特別なエネルギーが
いつまで私の中でキープされているか
分かりませんでしたから、
今回の瞑想会は特に休みたくありませんでした。

アリゾナの赤い土や岩山は猛々しくも見えますが、
私には「母なる大地」「大いなる母性」、
子宮と径血を感じる場所であり、
それらの感覚がさめないうちに
瞑想会に来てくださったみなさんと共有したい、
この日限定になるかもしれないワークをしたい。
満月の瞑想会ではいつも
ヒーリング用の光のお水を作りますが、
今回は「女性性のエネルギー」(肉体上がどちらであっても)を
受けとるお水にしたいと思ったのです。

このとき出たフラワーエッセンスは、
白い花を咲かせる
西洋トチノキのホワイトチェストナット。

不均衡に咲き乱れる花のごとく、
自分の思考がぐるぐると回り、
考えても仕方のないことで
頭の中がいっぱいになっているときに出るレメディです。

なぜこのエッセンスだったのか。
瞑想会が始まるまではピンときませんでしたが、
あらためてこの花をよく観ると、
ふわんとやわらかそうな花びらは
天使の羽根や天女の羽衣のようであり、
花の中心部は月に1度のお印を思わせるような
ぽつりとした赤い色をしています。

またホワイトチェストナットが草花ではなく
しっかりと大地に根をはる樹木であることも意味深く、
実際に見たことはないのですが、
その全体像はエレガントな白い花のショールをまといながら、
一切の迷いを乗り越えた気品ある女性の姿を
彷彿させるのではないでしょうか。

瞑想会が終わって、参加してくださった方の一人が、
「浅倉さん、すっかり顔色が良くなってます」
と声をかけてくださいました。
私自身、会がスタートしてしばらくは
目がうつろになっていることが
自覚できるほどでしたが、
集合瞑想ならではのパワーチャージが出来、
みなさんに癒された時間になりました。
(ありがとうございました)

この日作ったお水を飲みながらの1ヶ月。
私の女性性とは何だろうと、
ときどき意識する時間が訪れました。
いろんなキーワードが巡る中で、
最終的には「ありのままでいい」という
ごくごくシンプルなところへ着地するのですが、
自分の中にある男性性と女性性のバランスの取り方が
大きなカギのような気がします。

いま地球全体が、
男性性から女性性のエネルギーに
シフトしていると言われています。
この意味を深く掘り下げていくうえでも、
私にとって貴重な時間になりました。

この日限りと思っていましたが
瞑想を通してコツが分かったので、
また何かのタイミングで、
このお水をつくるワークも行なってみたいと思っています。

乙女座の新月とワイルドオート


 2012.09.28
新月は乙女座の瞑想会でした。

集合エネルギーにでたフラワーエッセンスは、ワイルドオート。
人情味がありながらぴりっとした合理性も持つ乙女座にぴったりの、
「目的」や「使命」がキーワードのエッセンスです。
ものごとに取り組むとき、人はいい結果や成功を望みますが、
そのまえに自分が本当にやりたいことを選び、決めることが大切だと、
ワイルドオートは伝えてくれます。

「人生において、最も心ひかれるただ1つのことを見いだし、
それをまさに自分自身の一部にすることです。(中略)
私たちが自然界に学ぶならば、あらゆる創造物、
鳥や木々や花たちがそれぞれの定められた役割を演じ、
定められた特別な任務を果たしていることに気づくでしょう。
そうした役割を通じて、
宇宙全体を支え豊かにしているのです(「ヒーリングハーブスより」)


第2回目は9月22日、秋分の日に行ないました。
瞑想会を始めて以来初の、節句の瞑想です。
春分と秋分は特に大きな節目であり、
霊界との境界があいまいになるとも言われ、
日本ではお彼岸のお墓参りを行ないます。

先月『日本メキシコ・死生観をめぐる美術交流展』
に行って来たのですが、
メキシコでは「死」はあくまで「生」の一部であり、
一つの通過点と考えられているそうです。
瞑想をはじめる前に、
メキシコには日本の輪廻転生と通じる死生観があること、
「死」は肉体の有無という状態の
1つの変化であることをお話させていただきました。

集合エネルギーにでたフラワーエッセンスは、
なんと4種類。
まずは新月に引き続きの「ワイルド・オート」。
満月をむかえるまでのサポートとして出たのでしょう。
続いて夢見がちな人に作用する「クレマチス」と
自己決定をうながす「スクレランサス」。
どちらも「地に足をつけること、現実を生きることの大切さ」を
伝えるエッセンスです。

この混沌とした世の中で
自分なりの存在意義を見いだすことが、
あの世から見守ってくれているご先祖様に対して、
何よりの供養になるのではないかと思います。

そして完璧主義者のための「ロックウォーター」。
正しくあろうとするばかりに
個人の喜びすら否定してしまうような状態にある人を癒し、
人生の喜びを受け入れ、自然体で生きられるよう
浄化と再生をうながすエッセンスです。

この日は光のお水のワークのほかに
ご先祖様への感謝の瞑想を行なうと決めていたので、
空間のエネルギーも一種独特で、
パワフルながらも守られている感覚もありました。

ハーモニーベルでボランティア活動をされている
虹星さんのご好意によってセッションも行なっていただき、
フラワーエッセンスとベルの相乗効果で
浄化作用もいっそうすすんだ感じです。

フラワーエッセンスは時間をかけて
自我と潜在意識の境界に光を当て、
自らの気づきによって変容がおこりますが、
「音」は五感に直接作用するので即効性もあり
ラクにゆだねてしまえるツールです。

虹星さんは魚座、乙女座、秋分と、
すべてベルのバージョンを変えてくださり、
どれもが音を聴くというより、身体に入れるという感じ。
当日の様子をアップしてくださいました。
ぜひお読みください。
http://ameblo.jp/nijihoshimomoko/entry-11363738600.html

すばらしい時間を提供してくださった
虹星さんに心から感謝ですー☆

満月山羊座とミムラス

2012.07.05

7月4日(水)は下半期最初の瞑想会。
満月は心身の浄化や整理にむいていると言われているので、
瞑想と一緒に上半期の祓いの意味も込めたワークも行ないました。

山羊座の満月だったのでキーワードは「かたち」。
かたちにすることが大切な山羊座の人達にとっては、
目に見える不安を持ちやすいのかもしれません。

この日出たエッセンスもそれらにぴったりの「ミムラス」。
健康や経済、出来事、人など、
理由がわかる不安感に作用するレメディです。

なので関連キーワードは「自信」。
「ミムラス」を使うことで不安がなくなるのではなく、
不安に対して取り組めるようサポートしてくれます。

不安を不安のままにしておくのではなく、
自分の不安とどう向き合うか、
今回は内観する瞑想を行なっていただき、
ご自分の不安に感謝するワークを行ないました。

瞑想後に感想をうかがうと、
みなさんそれぞれの答えを導いていらしたようです。
瞑想会を行なって1年経ちますが、
これが瞑想の醍醐味かなと思います。

誰かりっぱな方から答えをもらうのではなく
(経験者からのアドバイスは大切ですが)、
自分の中からわきあがる直観やメッセージを自覚すること、
自分で答えをみつけること。

自分で答えがだせるようになると、
自分自身の大きな自信につながって、
ちょっとのことでは動揺せずに
自らの道をかろやかに歩めるようになります。

継続して瞑想会に参加されていると
独特の体験を感じるようになる方もいて、
そうしたお話を聞くのも楽しみの1つです。
なんのツールも使わず、
時間と1人分のスペースさえあれば
いつでもできるのが瞑想ですから、
1日5分でもいいのでやってみてください。

そしてもう1つ。
満月の瞑想会で行なっているのが「光のお水」。
今回もご参加くださったみなさんのご協力をいただきながら、
南相馬市の子どもたちに送る
30tプロジェクト用のお水も準備しました。

牡羊座の新月とフラワーエッセンス(パイン)


2012.04.10
3月20日は春分の日でした。
節句は地球の状態に変化があるときなので、
そこに暮らす人間にとっても節目の時期。
今回は瞑想会の前に「マインドメニュー」を作成する
ワークショップも開催しました。

これからの半年で自分がやりたいことや
気になる項目をいくつか書き出して、
エネルギーチェックをしながら
「縮小」「現状維持」「拡大」に分類していきます。
自分にとって思いがけないものが
「拡大」になっていたり、
「縮小」になっていたり。
また、自分では気づかない
可能性を見つけてもらうために、
ペアを組み、相手のイメージに合うキーワードも
加えてもらいました。
初対面同士でも意外とぴったりな項目がでてきて
「拡大」になっていたりします。


瞑想会では、
2日後に訪れる牡羊座の新月にむけて、
アファメーションの下書きを。
牡羊座のキーワードは
「スタート」「独立心」「自己」
「純粋」「冒険」などですが、
石井ゆかりさんの本の中に、
特に膝を打つ思いがする表現があります。

ー牡羊座のおもしろいところは、
「嫌いなもの」は単純に
「苦手だ、どうもだめだ」
というふうにしか言わないところです。
多くの人が、「嫌いなもの」を
どこか悪者扱いしてしまったり、
見下したりしますが、
牡羊座は
「その存在がまちがっているから、
 それを嫌いにならざるを得ないのだ」
とは言わないのです。
牡羊座の多くは、(中略)あくまで自分の個性として
それを嫌っているだけで、
嫌いなものそれ自体に、罪はないのだ、
と感じているところがあるわけです。ー

月星座やアセンダントという星の配置もあるので、
太陽星座が牡羊座の人すべてに
あてはまる訳ではないですが、
「人は人、自分は自分」という意識が強いため
批判精神などがあまりないように思います。
ただし正義感も強いので、
不正に対しては「情状酌量の余地無し」と
ばっさり切り捨てる要素もあるようです。


この日、集合エネルギーに出たエッセンスは
「パイン」でした。
キーワードは「罪悪感」。

何も悪いことをしていないときでも
「すみません」が口ぐせになっていたり、
設定した事柄が達成できないと
「もっと努力すべきだった」と自分を責めたり、
病気になっても「迷惑をかけてすみません」と
周囲にあやまったりするなど、
謙虚さを美徳とする日本人にとっては
特に意味のあるエッセンスかと思います。
ですが本当の謙虚さとは
遠慮や臆病とは違い、
自分の弱さを認めつつ、
それを許せる状態なのではないでしょうか。

「バッチの花療法」には、
ーパインのマイナスの状態にいる人は、
人間であるとはどういうことなのかを、
最も深い意味で認識しなければなりません。
(中略)
人間は完全な魂をそなえているが、
物理的な肉体に宿っている
人格レベルでは不完全な存在であり、
肉体を持って生きている間は、
さまざまな失敗や敗北を重ねなければ
成長できないということを
私たちは受け入れる必要があります。
(中略)
それなのに、どうして自分を責めたりするのですか?ー
と記されていました。

古いものを手放すとき、
新しい何かを始めるとき、
「周囲に迷惑がかかってしまったらー」
と心配になりがちですが、
過ちですら成長の重要な糧であり、
価値のある体験です。

本当の謙虚さのもと、
物ごとに純粋に進んでいけるよう
サポートをしてくれるのが、
「パイン」のエッセンスなのだと思います。

乙女座の満月とチコリー


 2012.03.30
3月8日は乙女座の満月でした。
ヒーリングセンター&カフェ クレストンで
開催された瞑想会では光のお水を作りました。

この日は久しぶりに女性だけの参加者だったからでしょうか、
集合エネルギーに出たエッセンスは「チコリー」。

ネガティブな状態は、
「スパー・マザー」と言われるように、
身近な人たちに対する独占欲や見返りがキーワードです。

子どもであれば、
親の気を引く為に仮病を使ったり、熱心に手伝ったり、
大人であれば過剰な焼きもちや世話を焼き、
家族がそれを拒絶すると
「あなたのためを思ってやっているのよ」と
ヒステリックに怒りだしたり。

そんな極端なかたちで現れなくとも、
「こんな職業に就いてほしい」
「こんな学校に入ってもらいたい」
「こんな相手と結婚してほしい」
など、親が子どもにかける期待や希望が
強い場合もあてはまります。

チコリーのサポートが必要なのは
幸せに対する充実感が満たされていないときや、
子どもの頃ちゃんと愛されたことがないと感じている人など、
「もっとかまってほしい。
 自分が思うような愛情がほしい。」
という欲求からくるケースが多いようです。

七歩子さんの著書
『フラワーエッセンスヒーリング』の中では、
「愛はパワフルな流れそのものなので、
 ”牢屋に入れてとどめる”と
 たちまち腐って毒となってしまいます。」
と表現されていました。

周囲から届けられる親切や
家族と過ごす愛おしい時間は
自分の中にとどめておきたいものですが、
そのエネルギーをまた誰かのもとへ注ぐことで、
地球の愛は循環していくのかもしれません。


チコリーの花は、
聖母マリアの青の色に例えられます。

チコリーが出るタイプの人は、
本来枯れることの無い愛の泉を持ち
それによって自らを満たし、
実際の性別がどちらであっても
母性本能による献身、奉仕などを
惜しみなく行なえる人たちだそうです。

光のお水も、いつもにも増して、
澄んだブルーの光が注がれたような気がしました。

魚座の新月とフラワーエッセンス(ウォールナット)


2012.02.25
2月22日は魚座の新月でした。

キーワードは、
霊的な敏感さや精神性、慈愛の心、
芸術、音楽、四次元など。

今回は魚座生まれの方が4~5名いらして、
参加された方の1/3が魚座さん。

しかも霊性、潜在意識、芸術、博愛などが
キーワードの海王星が、
節分から165年ぶりに
ホームグラウンドの魚座へ以降したので、
いつも以上に空間のエッジや境界も自由な感じです。

2月22日というゾロ目の日。
エンジェルナンバー「222」のメッセージは
「信じること、奇跡の変化を自ら止めないこと」。
新月のアファメーション(宣言)も、
魚座ならではの事柄を書き出しました。

集合エネルギーにでたフラワーエッセンスは、
「ウォールナット」と「オーク」。

「ウォールナット」は
精神的、意識的、
あるいは人生の転機、移動を前にして、
最終的な決断がくだせない状態や
ふっきれない何かがある人に出るエッセンスです。

古い習慣や環境に決別して新しい一歩を踏み出すとき、
物ごとや意識をがらっと変えようとするとき、
周囲から暗示的、懐疑的な言葉を
かけられることがあります。
それらが必要なアドバイスなのか、
真の願望を確かめるための「お試しごと」なのかー。
瞑想による内観も有効な方法の1つです。

『ヒーリングハーブス』の本には、

ー私たちは純粋に
 そして完全に自らの自由を
 獲得しなければなりません。
 私たちは自発的に
 自らを与え生きることができるのです。
 ただその自発性しかないのですー

と記されていました。
ウォールナットは
不必要なエネルギーをブロックしながら
さまざまな束縛を振りほどく時期に、
そこにともなう体と心の痛みをケアします。

ウォールナットのメッセージに通じる言葉を見つけました。

ー人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが善を行うと、
利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行いなさい。

目的を達しようとするとき、
邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。

善い行いをしても、
おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなくし善を行い続けなさい。

あなたの正直さと誠実さとが、
あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく正直で誠実であり続けないさい。

助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく助け続けなさい。

あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。
けり返されるかもしれません。
気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

あなたは、
あなたであればいい。ー

(マザーテレサの言葉より)

獅子座の満月とフラワーエッセンス(ゴース)


 2012.02.10
8日の瞑想会は獅子座の満月でした。
集合エネルギーに出たエッセンスは「ゴース」で、
キーワードは「絶望」と「希望」。

絶望とは、
長い闘病生活で医師からも回復の見込みがないと言われ、
本人ももう何をしても無駄だ考えてしまったり、
大きなトラブルを抱え解決策がいっこうに見つからず、
もはや四面楚歌だと思ってしまうような状態のイメージです。

またバッチの本によると、
「ゴースのタイプの患者の多くは、
 最終的な治癒は常に本人の内部からしか起こらないことに気づかずに、
 奇跡によってすべてがうまくいくことを期待する
 子どもっぽい態度を持っている」
と記されています。

スピリチュアルなことを学ぶ過程においても、
このような心理にハマってしまうしまうことがあります。
そして、自分の思い通りのことを言ってくれる誰かを求めるような
「自分探しの旅」に出かけてしまうのです。

ゴースのエネルギーがプラスに働くようになると、
内面の深いところから勇気や希望が湧いてきて、
自分の運命の物語を堂々とした面持ちで描きはじめます。
これはまさに、「自己表現」が得意な
獅子座のパフォーマンスといえるかもしれません。


自分探しの旅。
それ自体は決して悪いことではないはずで、
私自身も、どの切符を買えば
最短で心地のいい場所へたどり着けるのか、
そんな風に考えていた時期があります。

若いときは乗り物を間違えた気がして不安になったり、
到着場所が分からずにうろたえることもありました。
そんな体験があったからこそ、
今度はうちなる自分へと向きあい始め、
やがてパイロットもドライバーも駅長もCAも、
自分自身の心の中に
きりっと笑って内在していることに気づけるのだと思います。

「人間はしばしば、
 試練や苦しみを伴う体験から多くを学ぶのだ、
 ということに気づくと、
 不平を言わずに苦難に耐えることを知ります。(バッチの本の記述より)」

ゴースは新しい成長のサイクルに入る
スイッチを押す役割をするので、
潜在意識においては
次の段階へ移動する準備ができている状態です。


また、バッチの本には
「挿し木をしても元気がない植物にゴースを用いると、
 根の発育が促進されるそうです」ともありました。

最後にはすべてがうまくいくー。

石が多い土地や乾いた牧草地、
ヒースの荒野で育ちながらも、
きらきらとした黄金色の花を咲かせる
ゴースのジェスチャーが、それを伝えてくれています。

この日の瞑想会でもマクロビ男子が参加してくれ、
こんぶとしいたけだしと
知り合いの方の手づくり味噌でつくったスープに、
玄米粉を入れていただきました。
ありがとうございました。

新月水瓶座とフラワーエッセンス(ウォーターバイオレット)



2012.01.25 
23日は2012年最初の新月、水瓶座でした。

キーワードは
「知性」「ひらめき」「観察力」「友達・グループ」など。

水瓶座の人は
一見ちょっとクールが印象の人や、
斬新なアイデア、発想、
科学の限界に取り組む力がある人もいるそうで、
ちなみに発明家のエジソンもこの星座です。

占星術での水瓶座のマークは2本の水の波動。
バイフレーションから物ごとをキャッチする能力が、
何ものにもとらわれない知恵や直観力になっているかもしれません。
人によっては雄弁な語りも得意で、
話しをするときの美しい表情が
人を魅了するという記述もあります。

また、「人生の楽園をつくること」もミッションの1つ。
人間の深い孤独を理解しようとする気持ちがあるため、
本当に心を分かち合える人達と
自分ならではのコミュニティーを
築いていけるのではないでしょうか。

この日の私個人のアファメーションでは、
「新しい未来」や「束縛のない友情」などを
テーマにしてみました。

そして、
集合エネルギーに出たフラワーエッセンスは、
沼地など水の中で咲く「ウォーターバイオレット」。

このタイプはとても知的で、
自分の問題は自分で解決しようとし、
プライドが高そうに見られることもあります。
具合が悪くなったときには
そっとしておいてほしいと望み、
感情的な争いごとを避け、
周囲と距離をおいた関係を持ちたがるようです。

エネルギーがプラスの状態にあるときは、
孤独さに誇りを持っていられるので、
多くの人々に対しても寛容に接します。
醸し出す雰囲気は「優雅さ」や「気品」。
『バッチの花療法』には、
ウォーターバイオレットのタイプが
ポイティブになれる言葉として
「私は愛と謙虚さと知恵を分かちあう」と記され、

また別の本によると、
バッチ博士の記述の中には
「美しいウォーターバイオレットは
 あなたが自らの悲しみを通して清められ、
 偉大な理想に向かって高められていることを
 理解できるように助けてくれるでしょう」
とあるそうです。

選び出した時に
まさに水瓶座のようなエッセンスだと感じていたら、
「このエッセンスとリンクする星座は水瓶座だそうです。
 ある本に書いてありました」
と参加者の方が教えてくださいました。

新月のエネルギーがよく作用するために出たのかもしれません。

この日もマクロビ男子がご参加くださり、
瞑想後は玄米ご飯の炊き方や
にんじんが甘くなる炒め方などのレクチャーを頂戴し、
食の知恵を分かち合う時間も過ごすことができました。

満月蟹座とフラワーエッセンス(ホリー&パイン)


 2012.01
ヒーリングセンター&カフェで開催している瞑想会。
お着物姿の方もいらして新春気分もいっぱいでした。

昨日は蟹座の満月で、キーワードは
「母性」「家族」「仲間意識」「統合と吸収」
身体部分は「肺」「胸」。

参加された方々の集合エネルギーにでたエッセンス、
今回は「ホリー」と「パイン」でした。

ホリーは西洋ヒイラギで、
キリストの生誕の象徴としてクリスマスに飾られる植物です。
人間の理性を越えた、神の法則による
愛の力が秘められているとされています。

それゆえに、エッセンスのメッセージを見ると
嫉妬、妬み、復讐心、敵意といった言葉がならびます。

人は親子であれ男女であれ友人同士であれ、
愛し愛されたいと願い、
その欲求の中で葛藤が生まれる生き物です。
愛の思いが強いほど否定的な感情が生じて悩みますし、
家族や仲間意識を大切にしたい蟹座のパワーのもと、
なおのことホリーの感情が強くでたのかもしれません。

ホリーは二番目の子どもが生まれて
反抗心が強くなった上の子どもや、
飼い主の家族に赤ちゃんが生まれた家の
ペットにもよく作用します。

『バッチの花療法』を読むと、
「醜く邪悪なものの中にさえ、
美と善の神を見つけて愛すること。
極限の愛の中で醜さと邪悪さを癒すこと。
それがすなわち真実の善であり徳である。(スリ・オーロビント)」
「霊的な道を歩んでいる人は、
想像以上に頻繁にホリーを必要とします」
と記されています。

ホリーの状態に目をそらさず自覚することで
愛の本質を知り、愛を欲するだけでなく、
無条件の愛を与える人へと成長できるのではないでしょうか。

そして、
パインが作用するエネルギーは「罪悪感」。

人はマイナスな感情を持ったとき、
「自分はなんておそろしいことを考えてしまうのだろう」
「自分は性格が悪いんだ」と
心の在り方責めてしまいがちですが、
「自分を赦して受け入れる」
「ありのままの自分を慈しむ」状態へ
導いてくれるのがパインです。

エッセンスを飲みながら
深い呼吸でグラウディングした後は、
満月のパワーを浴びながら光のお水を作りました。

さらに昨日はマクロビ男子
(いま思いついた造語です^^)から
黒豆入り玄米のおにぎりと
手づくり玄米甘酒の差し入れも!
愛情いっぱいのおにぎりはもちもちで、
豆乳とシェークした甘酒は
ノンシュガーとは思えないほど
満足度大大の甘さ。
吸収率が高まる満月でも安心です~(^0^)
おかげさまでデトックス効果
いーっぱいの時間となりました。

2014年9月2日火曜日

獅子座の新月とクレマチス



獅子座の新月に開催した瞑想会で、集合エネルギーに出たエッセンスはクレマチスでした。
前回の説明にもあるように、クレマチスのポジティブな状態は、クリエイティブなエンターティナー性。まさに獅子座の月にぴったりの1本です。

何かを起こすとき、積極的に手を挙げる獅子座もいますが、プライドが高いがゆえに斜に構えてしまったり、不安になったり、夢の中のヒーローから抜け出せない獅子座の人もいます。

空想の中にさまよい込んでしまう思考をしっかりと現実のものとして根付かせ、いまやるべきことに向き合わせてくれるのがクレマチス。

ネガティブな状態では、例えば病気中の人の場合、治ればいいなと言いながらも治療に積極的になっていなかったり、空想の世界でのみいきいきと暮らし実社会にコミットしていなかったり。
バッチ博士はこの状態を、「静かに死を待つ、優雅な自殺」と表現しました。

体内記憶の研究者である池川明氏によると、子ども達にこの世に生まれて来た理由を聞くと、みんな人の役に立つためと答えるのだそう。
この世に生まれて来たからには、どんな小さなことでも、たった一人のためにでも、何かの役に立とうとする意思を持ってきたことが分かります。

とはいえ、クレマチスは「しっかり者になる」ことを目的にはしていません。ぼんやりしたり、のんびりしたり、ゆるさのある自分の側面に「許可をだしていいんだよ」ということも教えてくれます。
なぜなら、クリエイティブな発想や創造の世界は、思考になんの制限もなく、のびのびと広がっているときに生まれるものだから。


クレマチスはツル科の植物なので何かに寄りかかるように成長していきますが、その巻きつきっぷりはかなりたくましく(笑)、孤高の存在になることを望んでいないことが分かるのと同時に、人に頼る生き方もけっして悪いことではないと教えてくれています。

路地や道端で豊富に咲いて道行く人の目を楽しませることから、イギリスでは(?)「旅人の喜び」と呼ばれているとか。
「観られてなんぼ」「喜んでもらってなんぼ」のクレマチス。フラワーエッセンスに使われる花は1種類ですが、観賞用にはたくさんの種類があり、実に色とりどりの表現力を有しています。


クレマチスのアファメーションは、「このレメディは安定をもたらします。人生をより実際的な面に向き合わせ、地に足がつくようにしてくれます。そして、自らの役割をこの世で果たせるよう導いてくれるでしょう。」(『Drバッチのヒーリングハーブス』より)


クレマチスを飲み始めて引っ越し先が決まり、にわかに家の片づけが始まった方もいましたし、やればいいのにと分かりつつほったらかしだったボディケアに取り組み始めた方もいました。

いま目の前にある事柄の大切さに目覚めた時、それがどんなに小さなアクションであったとしても、実は大きなエネルギーの流れとつながっていることに気付かせてくれるレメディです。