2014年9月2日火曜日

獅子座の新月とクレマチス



獅子座の新月に開催した瞑想会で、集合エネルギーに出たエッセンスはクレマチスでした。
前回の説明にもあるように、クレマチスのポジティブな状態は、クリエイティブなエンターティナー性。まさに獅子座の月にぴったりの1本です。

何かを起こすとき、積極的に手を挙げる獅子座もいますが、プライドが高いがゆえに斜に構えてしまったり、不安になったり、夢の中のヒーローから抜け出せない獅子座の人もいます。

空想の中にさまよい込んでしまう思考をしっかりと現実のものとして根付かせ、いまやるべきことに向き合わせてくれるのがクレマチス。

ネガティブな状態では、例えば病気中の人の場合、治ればいいなと言いながらも治療に積極的になっていなかったり、空想の世界でのみいきいきと暮らし実社会にコミットしていなかったり。
バッチ博士はこの状態を、「静かに死を待つ、優雅な自殺」と表現しました。

体内記憶の研究者である池川明氏によると、子ども達にこの世に生まれて来た理由を聞くと、みんな人の役に立つためと答えるのだそう。
この世に生まれて来たからには、どんな小さなことでも、たった一人のためにでも、何かの役に立とうとする意思を持ってきたことが分かります。

とはいえ、クレマチスは「しっかり者になる」ことを目的にはしていません。ぼんやりしたり、のんびりしたり、ゆるさのある自分の側面に「許可をだしていいんだよ」ということも教えてくれます。
なぜなら、クリエイティブな発想や創造の世界は、思考になんの制限もなく、のびのびと広がっているときに生まれるものだから。


クレマチスはツル科の植物なので何かに寄りかかるように成長していきますが、その巻きつきっぷりはかなりたくましく(笑)、孤高の存在になることを望んでいないことが分かるのと同時に、人に頼る生き方もけっして悪いことではないと教えてくれています。

路地や道端で豊富に咲いて道行く人の目を楽しませることから、イギリスでは(?)「旅人の喜び」と呼ばれているとか。
「観られてなんぼ」「喜んでもらってなんぼ」のクレマチス。フラワーエッセンスに使われる花は1種類ですが、観賞用にはたくさんの種類があり、実に色とりどりの表現力を有しています。


クレマチスのアファメーションは、「このレメディは安定をもたらします。人生をより実際的な面に向き合わせ、地に足がつくようにしてくれます。そして、自らの役割をこの世で果たせるよう導いてくれるでしょう。」(『Drバッチのヒーリングハーブス』より)


クレマチスを飲み始めて引っ越し先が決まり、にわかに家の片づけが始まった方もいましたし、やればいいのにと分かりつつほったらかしだったボディケアに取り組み始めた方もいました。

いま目の前にある事柄の大切さに目覚めた時、それがどんなに小さなアクションであったとしても、実は大きなエネルギーの流れとつながっていることに気付かせてくれるレメディです。



0 件のコメント:

コメントを投稿