2013年3月2日土曜日

フラワーエッセンスとの出会い

私が初めてフラワーエッセンスを知ったのは、
2006年、41歳になった年の秋だったと思います。

当時をラジオの番組に
準レギュラーで出演してくれていた
ヒーリングセンター&カフェのオーナーきくちたかこさんから
「今度、セミナーをするから来てみませんか?」と
誘われたのがきっかけでした。
当日は10数名の参加者がいて、
講師の七歩子さんを中心に車座になって座わり、
七歩子さんが大病をきっかけにフラワーエッセンと出会ったこと、
フラワーエッセンスがイギリスで作られた歴史や使い方、
どんな作用があるのかなどを聞きました。
特に印象深かったのが、
「人間の本体は肉体ではなく魂であること。
魂の営みを継続していくために、
人生において仮に手足がとれるようなことがあったとしても、
それは本体を守るために起きていることなんです」
という内容のお話でした。

世の中で起きている様々な事象もすべて、
本質的な何かを保護したり
継続させていくためにあることなのだと、
漠然とながら納得できる感じがしたのを覚えています。

セミナーの後半は自分に必要な
フラワーエッセンスを選びました。
私に出たのは「浄化」がキーワードのクラブアップル。
日常の些細なこともあれば
深刻な治療が必要だと思う心配事だったり、
心がすっきりしない状態をサポートし、
「秩序」「純粋」「完璧性」にも関連しているレメディです。

清く、正しく、完璧な存在でありたいと願うあまり
自己嫌悪に陥ってしまっているとき、
自分が悪い感情によって
汚れているように感じるときに選ばれるもので、
果物のりんごが胃の消化を助けて身体を回復させるように、
クラブアップルは肉体を越えたレベルの生命力に
再生のエネルギーを与えてくれます。

なぜこのとき私に対してこのレメディが必要だったのか。
あまりピンとこなかったのですが、
「かおりさん、少し休んだ方がいいですね」
と言われたことが強烈な印象として残っています。

それは「ああ、その通り!」と思った訳ではなく、
「なぜ?」に「?」マークを10個付けてもいいほど疑問に思ったからです。
当時の私にとって「休む」は、
自分の人生にとって「およそ関係のない行為」ととらえていました。
29歳でフリーランスになって以来、
まるごと1日休みをとっていたのは
元旦とお盆の1日、そのほか趣味の活動でやっていた
劇団の公演日くらい。
けれど苦痛とはまったく感じず、
家内工業で働いている両親の姿を見てそだったせいか
「休んだらバチが当たる」と本気で信じていたのです。

自分の家を建て引っ越しをした直後だったので
その疲れが顔にでていたかもしれませんが、
根本的な生活の見直しを提案され、
けれどその日はあまり理解できずに帰ってきました。

フラワーエッセンスは効能別に38種類ありますが、
服用後30分〜数時間で平熱に戻るような解熱剤や
痛み止めとは違いますし、
西洋と東洋と大きく分ければ漢方薬のジャンルに近く、
メンタル面にアプローチする部分が特徴的です。
飲む期間も10日間だったり
1〜2ヶ月だったりとまちまちで 、
2、3種類をブレンドして飲む場合もあります。

飲み始めてすぐに心理的な変化を感じる人もいれば、
よく分からないと思う人もいたり、
稀に身体(あるいは自我)が抵抗するケースもあるようです。

氷河期の終わりに再繁殖したと見られている「クラブアップル」。
私の過去のとらわれを溶かしだし、
新しい息吹を示唆してくれたのでしょうか。

エッセスを飲み始めて1番大きな変化は、
夢を観るようになったことでした。

夢は現実の余剰エネルギーによって観る場合もありますが、
高次の存在からの手紙のようなものだとか。
これまでは忘れてしまうことが多かったのですが、
夕方になっても鮮明に覚えていることが増えてきました。

いまもときどきありますが、飲み始めて数年は
繰り返し繰り返し見た夢の1つがトイレ。


キーワードは「浄化」や「処理」で、
自分の中の不要な考えやできごとを手放しているかどうか。
小の場合は感情、大の場合は体験を意味するらしく、
トイレ空間の清潔度で浄化の進み具合が判断できます。

夢の中でもすっきり排泄できてれいればいいメッセージになる訳です。

私の場合は
いくつもある個室のどれに入っていいのか迷っていたり、
水があふれそうになって慌てていたり、
誰かが個室に侵入しようとしてきたため必死になって
「入ってまああす!!」と言いながらドアノブをひっぱっていたり、
トイレの中にシャワーが付いていて頭から水を浴びていたり、
トイレかと思って排泄したら座っていたのは
バーのカウンターで「まずいっ」と青くなったり、
トイレに入ったら便座にキャベツとトマトが山盛りになっていたりー、
他にもまだまだあるんですが、
「フラワーエッセンとトイレと私」

というタイトルで本が書けそうなくらい、
夢の中でさまざまなトイレ体験をしてきました。

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