2014年6月6日金曜日

○○です!ってまず、言ってみる。


月刊zero23☆3月号のかきおろしです。

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 心の中にあることを言葉にすることは勇気がいる。否定されるかもしれないし、拒絶されるかもしれないし、誤解を生むこともあるかもしれない。
「言ってみたいけど、どうしようか。やっぱりやめようか。」そんな風に悩んで、TwitterFacebookでつぶやくのをやめてみたり、書いてはみたものの消しちゃったり。そんな経験がある人もいるだろう。

だけど、言ってみることで願い事が叶ったり、望んでいたものがやってきたりすることだってある。言葉が持つ生々しさは、あらゆる可能性を含んでいるのだ。

先日、2014年の星の配置とその影響について開催されたセミナーでも、いよいよ変化の時代が後半に入っているというお話や、思いを言葉にして出してみる大切さについて語られた。

もう随分前のことだけれど、私が「最近占星術に興味がある」と友人に話したら、「へー、占いに興味があるなんて意外ですねー」と驚かれ、「あれ?なんかまずいこと言っちゃったかな」と思って、しばらく話題にするのをやめていた。

だけど、先人たちが2000年もの歴史をかけて宇宙のリズムと地球や人間の暮らし方について体系化させてきた星の学問はどうにも魅力的で、再び別の場所で「占星術に興味がある」と言ってみた。すると「私も好き!」「私も!」と皆で話題を共有することができ、今度は大いに盛り上がったのだ。なんだ、世間は広いし、いろんなタイプの世間があるんじゃないか〜とほっとした。

やがて私は好きがこうじて『星読み婚活セミナー』の司会アシスタントをやらせていただくようになり、去年はそこで出逢った1組がご成婚!という、最高にハッピーなお知らせをいただく出来事も体験できた。(おめでとうございまーす!)。


「今は権力者が優位になるのではなく、個人が自由に発言できる時代になりました。TwitterだってFacebookだって、政治家や有力者のつぶやきだけが太字で表示されるようなシステムになっていないでしょう。みんなが平等に発言できるんですよ」と、占星術の東海さん。

自分の思いを臆することなく声に出す行為は身体にもいい。悶々としていた問題を誰かに聞いてもらうだけで、心はずいぶん軽くなる。

フラワーエッセンスを使っている人のシェアリングの会では、一人ひとりが使ってみて感じたことや体験を語るのだが、5〜6名という少人数制でありながら、不思議なもので必ず誰かの話題のなかに自分の内面と共通する事柄がでてくる。

シェアリングと討論会やおしゃべりとの一番大きな違いは、「あくまで参加した人だけで共有し、他言無用であること」。「話の途中で話をしている人に意見を言わないこと」。「聞く側は他者の考えや体験をただそのまま受け止める」。

シェアの場は上手く話すことが大事ではないし、何を感じたのかを外側にだして、全員が共有することに意味がある。

シェア会のすばらしさは、体験をかさねるうちに自分の内面を感情的に吐露するというより、かなり客観的に心情や出来事を解説できるようになることだ。
まるで昨日観た映画やテレビドラマのストーリーを説明するように。

「なんか人ごとみたい〜(笑)」
聞きながらちょっと笑いがでてしまうときもある。これがいい。

全員の話をしっかり聞いた後は、自分の内面を視ることができたり、問題を解決するヒントが見つかっている。

私も「臆せず話す」をもっと大事にしたいなと思う。



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